森博嗣さんの『詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE』を読みました。
先日の『笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE』の続刊です。
いやー…何と言うか、なかなか理解が難しかったです。
何が? って、『動機』ですよ。
「なぜ奥さんを殺したのか?」って、「奥さんが先に別の人を殺してしまって、その後始末をさせられたわけだけど、そういう『貸し』みたいなものができてしまって、奥さんに対する気持ちが無垢なものじゃなくなってしまったから、だったらじゃあ消してしまおう」的な感じだった、ということ…でいいんでしょうかね…?
しかも、3番目と4番目の殺人をするために、1番目と2番目の殺人を無理やりした、みたいな感じ?
…すごいですね…。
見つからないという自信があった、ということなんでしょうか?
だって、自分が犯人だとバレてしまったら、服役しなければいけないですし、人数なんかによっては死刑もあり得るわけですよね。
『真っ白い世界』とか、そんなこと言ってられないような状態になってしまいますよね?
そもそも現代社会では『罪を犯す』ということは『割に合わない』よう設定がされているはずなので、だからそもそも犯罪をしないほうがいいわけで。
(もちろん、善悪とか良心の呵責とか迷惑とか、そういうものもあるんでしょうけど)
単純に奥さんと離婚するだけじゃダメだったのかな、と。
なんか、正直よくわからなくてね…。
この『S&M シリーズ』、内容はものすごくおもしろいんですけど、動機のあたりが理解できないことが多くて、ちょっと困ってしまうことが多々あります。
まぁ、いわゆる天才的な人がたくさん出てくる話だから、凡人である私が理解できるはずがないということで、放っておいてもいいのかなー、とも思わなくはないんですけどね。
死体に残された『傷』で殺された順番を誤認させるというのは、『金田一少年の事件簿』の『首吊り学園殺人事件』を思い出しました。
いわゆる『コ・モ・リ・ウ・タ』のアレです。
『首吊学園』を教訓に、なにか連続性のある何かが残されている場合には、『順番』を疑うようにしていましたが…。
にしても、今回は特殊な道具・デバイスが多く出てきてしまって、まったくわかりませんでした。
専門的になりすぎては、「あ、そうなんだ…」という感じになってしまいました。
今現在の時制だったら、本当にもっといろんなことができちゃうんだろうなぁ…と、ちょっと怖くなりますね。
Audible で読みました。
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