先日、ここ最近多形紅斑で苦しんでいた、と書きました。
その際、最初にオンラインで皮膚科を受診しました。
オンラインで病院を受診したのは初めての体験だったので、
その時のことを書かせてください。
まず、なぜオンラインにしたのか、なんですが、
単純に病院に行くのが面倒だったからです。
皮膚の病気だから暑くて汗かきたくないし、
仕事とかお迎えとかがあるので病院に行く時間があまりない。
病院ってとにかく待たされるイメージがありますからね…。
あとはまぁ、1回くらいやってみてもいいかな、という好奇心です。
まず私の場合、オンラインで受診できる皮膚科を探し、
その病院に対応しているアプリをダウンロード・インストールしました。
先にクレジットカードと保険証を登録します。
保険証は写真を取ってアップロードしました。
それから、家から近い調剤薬局の登録をします。
薬は郵送も選べたような気がしますが、
うちの近辺にはやたら調剤薬局があるので、
近いところを登録しておきました。
オンラインの問診票では症状の登録をしました。
後は、患部の写真を送れる機能があったので、
スマホで写真を取ってそれも送っておきました。
当日は、受診時間になったら『チェックイン』をして待機します。
自分の順番になったらアプリから電話がかかってきます。
普通の病院といっしょで、その時間内のどこかで診察を受ける感じ。
テレビ通話になっているので、お医者さんの顔を見ながら診察してもらいます。
患部の話になって、実際にカメラに見せようと思って脱ごうとしたんですが(笑)
画質の問題からなのか「あまり見えないので結構ですよ」と言われました。
普通の病院のように、初診なので10分くらいです。
受診の時間の中で次回の話を少しして、通話は終わり。
ちょっとあとに別の方からアプリで電話がかかってきます。
そちらはお医者さんではなく、受付の人です。
今回の診察に問題がなかったかなどを聞かれ、
次回の予約時間が決まっていればそこで取ってもらいます。
私の場合は、お医者さんが取ってくれていました。
(が、実際には街のお医者さんに行ったので、後にキャンセルしました)
処方箋は、あらかじめ登録しておいた調剤薬局に FAX してもらいます。
それで終了です。
料金は、普通に病院を受診するのとあまり変わらない感じでした。
2,000円弱といったところです。
その後処方箋 FAX 完了の通知を受けて、調剤薬局に行ってきました。
「こちらに処方箋を FAX していただいたようなんですが…」
と言ったところ、「?」という顔をされました
言い方は悪いのですが、多分勝手に送り付けたって感じだと思うので、
「○○病院から FAX してもらった××(名前)です」
みたいな感じで言わないかとだめかもしれません。
薬に関しては通常の金額だと思います。
その調剤薬局にない薬とかだと処方に時間がかかるかもしれませんが、
それは普通の病院でもいっしょですね。
病院の近くの調剤薬局だと、その病院でよく使う薬を扱っているので、
オンラインとか近くじゃない病院の薬だと
取り扱いがない場合があります。
以上が今回の流れでした。
良かった点は、やはり移動時間・待ち時間がないこと!
これは本当にいいですよね~。
うちは息子が発達グレーなので、
3・4週に1度小児精神科を受診していて薬ももらっています。
病院に行くまでに1時間くらいかかるし、
着いてからも待ち時間があるので、
トータルで2時間半くらいは取られてしまいます。
普段は夫が行ってくれているんですが、
たまに用事があって私が行くと、めちゃくちゃ疲れます…。
毎回同じ薬をもらうスタイルの通院であれば
オンラインを活用できるとすごくいいなぁ、と思ってしまいました。
反面、患部を見せたり触ったりみたいなことをする必要がある
受診スタイルだと、ちょっと厳しいかなとも思いました。
ただ、今回は、その後行った街の皮膚科でも大学病院でも
結局は同じ薬を処方されたので、
診察が間違っていたということはなかったと思います。
後は使っているスマホなどのカメラの性能に左右されると思うので、
画面越しに患部を見るのはやっぱり厳しそうですね。
樺沢先生が以前
「アメリカでは、コロナ禍で強制的にオンライン診療に移行したけど、
普通の診療とほとんど変わらない成果を上げている」
と YouTube などでおっしゃっていました。
なるほどそうかも知れない、と納得する出来事でした。
もっと身近になるといいですね!
移動・待ちがないのは本当にいいです。
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