書いて整える1分間瞑想ノート

読んだ本

吉田昌生さんの『書いて整える1分間瞑想ノート』を読みました。
吉田さんの本は初めてです。

『瞑想』については、私自身もかなり試行錯誤の最中です。
朝5時ころに起きるんですが、そのまま正座クッションを引き寄せて10分間瞑想をしています。
寝る前も簡単に1分間だけ瞑想をしています。

エムールの正座クッションで起床後瞑想
起きてすぐ10分程度瞑想する習慣をかれこれ4ヶ月くらい続けることができています。本当はもうちょっと長く、20分以上すればいいと思うんですが、それはなかなか…。 瞑想をするとき、あぐらをかいています。はじめは枕とかタオルケットとかを敷いていた...

毎日19時からは、息子と一緒に5分間瞑想をしています。
精神科医の益田先生が「まずは5分間マインドフルネスをしましょう。それができない場合は、それ以前の治療が必要です」とおっしゃっています。息子は、まー、小学生であることを差し引いても、5分間でも難しいですねー。カサカサと衣擦れの音がずっとしているし、咳払いも呼吸音もうるさいし、目を開けて姿を見るとだいたい鼻をほじっています。さすが小学男子、なんだかなぁ…。
それでも最近はだいぶ良くなりました。1度5分間ほとんど音を立てずに座っていたことがあって、それを「すごく良かった」と言ったら、その状態を目指すようになったみたいです。やっぱり成功体験って必要なんですね。
それでも、『座っているだけ』の瞑想は難しいみたいです。

今回の本のタイトルを見て、『書く瞑想』だったらできるかも知れない、と読んでみました。
『ジャッジせずに自分の頭の中にあるものを書き出す』というのが基本。これは納得できます。
何をやらなきゃいけないのかわからなくなってオロオロすると、よく父から「とりあえず、やらなきゃいけないと思っていることを書き出せ」と言われました。騙されたと思ってやってみると、これが結構効果あるんですよね。頭の中で考えているだけだと、モヤモヤってなかなか払拭できないんですが、きちんと書き出してみると案外「あれ、これだけなのか」と安心することが多いです。大人になって、ワーキングメモリのこととかを知って、これまた納得しました。もともとワーキングメモリが小さいのかもしれませんが、それに加えて『もやもや』『不安』でワーキングメモリが占領されてしまっていて、さらに小さくなってしまっていたんだと思います。

樺沢先生もよく「日記をつけよう」とおっしゃっています。私も毎日日記を書いていますが、これが結構ストレス解消になっていると思います。私の場合、正確に言うと音声入力で OneNote につけているので、『書いて』いるんじゃないかもしれませんが。覚えていなくて良いという安心感と、文字化することで客観視できるのと、さらにしゃべる練習にもなっているんじゃないかと思っています。
本書にも『ジャーナリング』として『小さな成功体験をリスト化していこう』というのがありました。樺沢先生も『3行ポジティブ日記』『親切日記』『感謝日記』などを推奨されていますので、やはりジャーナリングはいいことなんですね。

ただ、息子には「日記をつけよう」と何度も言っていますし、そのためのノート(日付と3行程度の枠がある習慣スケジュール帳的なノート)を渡しましたが、まーやらないですね。
なので、本書にあった「1・2・1・2」と心の中でゆっくり数えながら書く、というのはすごく良いなと思いました。簡単にできそう。
『心がひとつのことに集中していたらそれが瞑想』というのが励みになります。そこまで『特別』なことじゃないというのがいいですね。

今は19時から5分間の座ってやる瞑想をしていますが、どこかのタイミングで書く命層にチャレンジしてみようと思っています。2週間くらいやれば、どちらが息子に合うかもわかるだろうし。
ただ…今はちょっと準備に時間が取れない…。3月の年度末がなんだか忙しめ…。先延ばししたくないのにー。
実際にやってみて、いい感じだったらまた報告させてください。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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