入間人間さんの『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生』を読みました。
先日の続刊です。
新キャラとして、バイオレンスな『にもうと』が登場。
『僕』の異母妹ですが、兄を兄と思っていない言動で、マユとはちょっと違った方向にバイオレンスな感じです。
そして、今回もお人がお亡くなりになられます。もうやだこのまち。
不動山市や米花町並みに危険がいっぱいですが、まぁ主人公とヒロインが犯人なことが多々あるので仕方ないような気もします。
暦は2月、バレンタインの時期。
『僕』が「みーちゃん太った?」などと余計なことを言ったため、マユは自分の肉を刃物で削ぎ落とすというダイレクトダイエットを決行しようとし、それを阻止するためにエクササイズの一環として深夜のお散歩を行います。
そのとき、前方に8年前の事件のときに行方不明となり死んだと思われていた妹こと『にもうと』が、血塗られた金属バットを装備した状態で現れます。
その頃町では動物殺害事件が頻発していて、さらにその後『僕』の同級生も殺害されてしまいます。
『にもうと』が犯人なのか?
カラーページにはホラーな感じの『にもうと』と、4人のスクール美少女が描かれています。
4人の美少女のうち2人はドロップアウトしてしまいます。もったいない。
古見さんみたいな美女も登場します。彼女はドロップアウトしませんでした。
いいキャラなので大切にしてほしい。
本当に変な人しかいないです。
まぁ、幼少期の壮絶なトラウマとか、自分の彼が殺されてしまったとか、そういうことが思春期にあったら、人は簡単に狂ってしまうかもしれないですね…。
このシリーズ、内容の不可解さと不気味さに震えるんですけど、不憫な子どもたちばっかりでとっても悲しくなります。
Kindle Unlimited で読みました。
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