ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用した MIT 博士のミスを減らす秘訣

読んだ本

邱強さんの
『ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用した MIT 博士のミスを減らす秘訣』を
読み終えました。

とても勉強になりました…!
他人が成功した方法を真似しても成功はできないけれど、
失敗した方法を学んでエラーを避ければ、
結果的に成功をコピーすることができる。
なるほどなぁ、と思います。
「小さな幸せは神様からの贈り物」という言葉は
忘れないようにしたいです。

『注意力のビー玉』という考え方がタメになりました。
人間は注意力のビー玉を持っていて、
そのビー玉の個数の分だけ注意力を発揮できる。
ビー玉の数は性別や年齢や教育レベルで変わるし、
その時のメンタルの状態などの要因でも簡単に増減する。
いつもであればなんてことなくこなせる作業も、
寝不足だったり失恋したてだったりしてビー玉が減った状態だと
エラーを起こしてしまう可能性が高くなる。
という考え方です。
これは誰しも経験があると思います。
集中しなきゃいけないときに気になることが出てきてしまって
そっちに考えを持っていかれてしまうことってありますよね。
テスト前に部屋が汚いことがいように気になることもあるし、
私は耳読しながら計算をすることはできないんですが、
それも注意力のビー玉が関係してそうです。

超効率耳勉強法
上田渉さんの『超効率耳勉強法』を読みました。 『audiobook.jp』というオーディオブックのサービスを運営している株式会社オトバンクの代表者の方が書いた本です。オーディオブックなど、耳で聞くコンテンツを利用して効率的に勉強する方法が書...

その人のビー玉の数に合った仕事をさせないと大事故に繋がりますし、
そもそもの手順を見直したりしてビー玉が必要ないように変更することも大切ですね。
死亡事故に繋がるような作業は、今のところ私はやる予定はないんですが、
それでも自分の日々の作業とか仕事のフローとかで
エラーフリーを実現できるような工夫はし続けたいです。

でも、ビー玉を使わなくてもできる作業ばっかりに変更していったら、
持っているビー玉が減っちゃったりするのかな。
どうなんだろう。
まぁ、作業フローの改善を考えること自体が
ビー玉の養成につながるような気もします。

以前に『失敗の科学』も読んだんですが、
それもとてもおもしろかったんですよね。
『人の失敗を読むのがおもしろい』っていう字面だけだと
すごく嫌な性格な感じですが、本当に勉強になります。

Kindle Unlimited で読みました。

さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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