中高生のための AI が最強の家庭教師になる自宅学習法

読んだ本

佐藤雄太さん、池田朋弘さんの『中高生のための AIが最強の家庭教師になる自宅学習法』を読みました。
お二方の本は初めてです。

うちの息子は現在中1、4月から中2です。
そろそろ高校受験のことを考え始める頃になりました。
ここ最近で、今までやっていたスマイルゼミを辞めて、進研ゼミのハイブリッドスタイル(タブレットと紙の教材両方やるスタイル)を始めました。
…息子は、とにかく『塾には行きたくない』みたいなんですよねー。
3年ほど前に中学受験を考えていたときも、いろいろ話し合ってオンラインの塾に行って(?)いました。
(それも結局辞めてしまって、中学受験自体も辞めてしまいましたが)
誰でもそうかも知れませんが、とにかく『自分の趣味の時間を最大限にしたいタイプ』のようで。
勉強も、仕方ないからやるけど、移動とかそういうのに無駄な時間をかけたくない、というのが信条のようです。
なので、選択肢が自動的に『オンライン』とかになりがちなんですよね…。
圧倒的に『直接教わる』という機会が少ない息子。
わからないところをたまに聞いてきますが、今現在は答えられているものの、これから先は…という感じになりつつあります。
…授業中や授業終了後に先生にわからないところを聞きに行く…なんて殊勝なことは、しなさそうなので…。
じゃぁ、どうしようかなと思ったとき、今の時代やっぱり一番最初に上がるのは『AI に聞く』ですよねー。

というわけで、たまたま見つけたこの本を読んでみました。
内容としては、『すごく新しいこと』が書いてあるというわけではないですが、これから AI というものが必須になっていく中で、初めて触れる中高生に対して、とても分かりやすくまとまっている本だと思いました。
繰り返し書かれていたのは、『自分が楽をするために使うのはやめましょう』ということ。
そうですね、本当にそうだと思います。
ただ、これはまぁ難しいですよね…。
これぐらいの子供が、こういう『すごく賢くて24時間一緒にいてくれる相棒』を手に入れて、しかも『聞けばほぼなんでも教えてくれる』んだとすれば、私でも宿題の答えを全部書いてもらったりしてしまうかもしれないな…とは思います。
そこは、やっぱり大人が一緒に使ったり、使いかたを教えたりしながら、『自分でやらないと力にならない』ということを分かってもらう必要があるな、と。
子供はまだ脳みそが発達してないから、やってはいけないこと・危険なことを止められないというのもあるので、そのあたりはちゃんと注意していかなければいけないなと思いました。
最近ニュースで『新入社員は AI 禁止』としている会社が増えてきているというのを見ました。
もちろん、結局はガンガン使っていかないと仕事が回らない状況になるんだと思いますが、最初のうちは「どうしてそういうことをするのか」「どうやればその結果をだせるのか」みたいなことを自分で考えて実行していく経験が必要だということですよね。
私が働いていた会社でも、もう20年近く前なのでちょっと毛色は違いますが、初回は毎日使っているツールを使わずに同じ結果を出すようなカリキュラムが組まれていました。
原理や構造を完全に知っている必要はないかもしれませんが、「この作業をこれが代替してくれているんだ」「この作業はこういう仕組みでやるんだ」というのを知る必要はあると思いました。
でもまぁ、社会人は学生と違って『カンニング OK』なんですよねぇ…。

ただその『宿題丸写し問題』的なものが片付けられれば、本当に本当に力強い味方になるツールだよなー…とつくづく思います。
「自分が学生の時に欲しかった」と…。
私は部活動の遠征などで授業を休んでしまうことがたまにあって、数学の『三角関数』とか『微分・積分』とか、「解法・計算はわかるけど、それが何のために必要なのかいまいち分からない」という単元が結構あります…。
三角関数に関しては、実はつい数年前に「こういうときに使う」というのをたまたま目にして、ようやく長年の疑問が解けました(笑)。
わざわざ先生に聞きに行ったり自分で調べたりっていうことを、めんどくさがってやらなかったがための『ツケ』ですよね。
その場でパッと聞けて、理解の助けになるこういうツールは、本当に羨ましいです。
私は毎日 Duolingo をちまちまとやっています。

ただ、ステッパーを踏み踏みしながらやっているので、わからない単語があっても調べにくいです。
(「いや、止めて調べろよ」って言わないで…)
そういうときは、画面のスクショを Gemini に送って聞いたりしています。
その時も、気をつけているのは「答えを聞くという行為には使わない」ということですね。
なぜ間違えたのかなんかをちゃんと教えてくれるので、本当にありがたいです。
(Duolingo 自体にも回答の解説があるときもありますが、ないときもあります…)
Gemini は Android 端末での起動が簡単ですし、本当にいろいろ聞きまくってしまいます。

本書では、基本的な使いかた、使うときの心構えから、各教科どういう場面で使うか、ということまで書かれていて、おもしろかったです。
座学的な勉強に使うというのはもちろんですが、音楽で「この歌を歌うときに、どういう表現を気をつければいいですか」などを質問する、みたいな使い方は思いつきませんでした。
聞いたことを文章で読む他に、画像を作ってもらったり、NotebookLM のポッドキャスト機能みたいなものも使ったりできますもんね。
『読む』だけではなく、いろんな方法でインプットすることで、より記憶に残りやすい。
本当に素晴らしいツールですね。

これからの時代を生きて行く子供たちは、AI を使うことが前提になっていきますもんね。
今現在だって、すでに『勉強』に AI を使っている人かなり多いと思いますし、いわゆる『トップ層』になればなるほど使っている割合が高いようなので、『AI 格差』もどんどんついてきてしまいますね…。
「なんでもかんでも AI に解決させよう」ということではなくて、『わからないことをわからないまま放って置く』ということをしないために AI を使う、というのは本当にいいなと思いました。

現在、この本をもう一度、息子と一緒に夕食時に読んでいます。
(家では、夕食のときに Kindle の読み上げ機能を使って、本を『耳読』しています)
息子も結構興味があるようです。
『中高生のための』とあるくらいなので、本人たちが読んでもちゃんと理解ができる内容です。
この本に書いてあることをもとに、実生活・勉強に活用していってほしいなと思います。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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