中山七里さんの『氏家京太郎、奔る』を読みました。
先日の『鑑定人 氏家京太郎』の続刊です。
『氏家京太郎シリーズ』です。
『鑑定人 氏家京太郎』を読んだあとに、あっという間に読んでしまいました。
とてもおもしろかったです。
今回も中山さんの小説らしく『ゲスト出演』した人がいました。
途中で出てきた『特殊清掃人』の五百旗頭さん。
それから、『祝祭のハングマン』の鳥海さん。
やっぱり、こういう展開こそが『ザ・中山七里』という感じがして、ぞくぞくしますね。
今回の話は、結論まで読むと東野圭吾さんの『容疑者 X の献身』を思い出すようなストーリーでした。
あとは、なんとなくだけど宮部みゆきさんの『火車』かな。
前回の犯人だった那智もかなり変わった人でしたが、今回の真犯人もすごいな…と驚きでいっぱいです。
確かに、自分に確固たるスキルや自信がある人は、たとえ『自分』というレーベルが剥がされてしまったとしても、また同じように成功できるかもしれないけど…。
それでも、それは『普通の状況で』というキャプションがつくと思います。
今回の状況だと、自分が『無くなって(亡くなって)』しまったわけですから、これからどうやって生きていくのかな…と思ってしまいます。
そこまで彼が憎かったのか…? とも思いますけど、他の人にも憎悪を向けているわけですしね。
生い立ちについてはかわいそうですし気の毒だとは思いますけど、本書にも出てきたように「劣悪な環境だとしても真っ当に生きている人はたくさんいる」わけですしね…。
御笠さんは、変な悪意を向けられてしまって、気の毒だとしかいいようがないです。
唯一ラッキーだったのは、氏家さんと旧知の仲だった、ということですねー。
「入社時に自作のゲームを持っていく」というのは、私が学生の時から聞くことはたまに聞いたことがありました。
(約25年前の就活生、ゲーム業界をたくさん受けました…全落ちでしたけど)
ただまぁ、クオリティが半端なかったってことなんでしょうねー。
『全部一人で作ったゲーム』といわれて思い出すのは、やっぱり『UNDERTALE』ですけど、トビー・フォックスさんはこんな人格破綻者じゃないですよね、きっと…。
まぁ確かに、全部一人でやれば、コミュニケーション術なんていらないのかー…、すごい話ですけどね。
今回リアルタイムで起きた事件も驚きでしたが、氏家さんと御笠さんが学生時代に体験した事件もひどい話でした。
『子ども』と思っていると足元すくわれるような、ヤクザみたいなやり口。
集団心理なんでしょうけど、人の命を何だと思ってるんでしょうね…。
氏家さんと御笠さんがやった方法は、大正解だと思いました。
力のない子供が当時やれる最善の策、なんじゃないでしょうか。
今だったら、他にも YouTube などの動画サイトに、というのがあるでしょうね。
そして、御笠さんが「生涯で一番カッコイイ言葉だと思った」という、その言葉。
眼の前で言われたら、痺れて惚れるわー。
本当にカッコイイ言葉だと思いました。
レッドノーズの社長が氏家さんに開口一番に聞いた質問、めちゃくちゃ笑ってしまいました。
私だったら、喜々としていろいろ話しちゃうでしょうねー。
『歩容システム』については、かなり前に NEC が開発したというのをテレビの特集で見たことがありました。
「これが広く使われればはすごいことになりそう!」と思っていたんですが、実際の使用状況なんかは知らないまま今日になってしまった感じです。
でもまぁ、やっぱり有用なんでしょうねー。
私自身、「歩き方に特徴がある」とよく言われるんです。
お正月に久しぶりにあった友人にも「歩き方見て(私)が来たと思ったよー」と言われました。
どうやら内股気味っぽいんですよね。
なので、当たり前ですが、犯罪はしないようにしようと思いました。
Kindle Unlimited で読みました。
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