森博嗣さんの『数奇にして模型 NUMERICAL MODELS』を読みました。
先日の『今はもうない SWITCH BACK』の続刊です。
何でしょう、みんながみんな、壮大に騙されていた感じでしょうか。
『金田一少年の事件簿』でいうと、『首吊り学園殺人事件』に近いかなと思いました。
浅野さんには金田一くんもかなり騙されていましたもんね。
あとは…人間で型をとるとか…こわい。
ちょっと話がそれるんですが、以前の法月綸太郎さんの『生首に聞いてみろ』でも書いたんですけど、やっぱり昔読んだ『デスマスク』をモチーフにしている小説が思い出せないんですよね…。
何だったかなー。
今回、急に『金子くん』が躍り出てきました。
最初は「なにか裏があるのでは」とちょっと警戒していたんですが、なかなかの活躍っぷりでしたね。
『萌絵親衛隊』に仲間入りかと思いきや、ちゃんと彼女がいました。
彼にはかなり助けられたと思うので、これからも元気に(あんまり元気なタイプじゃないけど)活躍してほしいです。
しかし、犀川先生の「身代わりになる」発言、萌絵が聞いていたら、不謹慎ながらも小躍りしていたでしょうね…。
いやー、うらやましい。
そして犀川先生、やっぱりメガネ掛けているんですね!
これは朗報でした。
(私はメガネを掛けた人が好きなので)
今回、最初の2件が『連続』ではなく『リレー形式』だったとは。
しかも、『驚き方で自分を殴ったと理解してしまった』と。
一体どんなにすごい驚きっぷりだったんでしょう…。
まさに、幽霊を見たかのような顔、という感じだったんでしょうかね。
今回は『大御坊さん』という新キャラが登場しました。
なかなか濃ゆい人物でしたね…。
萌絵の従兄弟で犀川先生と同級生とか、そんな偶然ある!?
そして、それを今まで知らなかったとか。
地方の地元だとあり得るんですかねぇ…。
そして、儀同さんの大御坊の扱い…。
今でこそ『オタク』はそれなりに市民権を得てきましたけど、昔(私が高校生くらいのとき)はまったく人権なかったですもんねー…。
儀同さんの最初の方の発言に、如実に表れていますもんねぇ。
今回の犯人は、なんだか結構怖かったです。
もちろん、今までの犯人もよくわからない人たちで怖かったですが…。
「ただお腹が空いたから弁当を食べた」とか、なんだかサイコパステスト的な感じでゾワッとしました。
でも、殺人なんていう、非現実的で大きな仕事をやった直後の心理状態なんて、そんなものなのかもしれないな、とも思ってしまいます。
しかし、相変わらず萌絵が無防備すぎて怖いです。
さすがに『主人公補正』があるから死なないでしょうけど、モブキャラだったらもう何度も死んでるんだろうな…と思ってしまいます。
もうちょっと慎重になってほしいものですよ。
若くてかわいらしくてお金持ちの妙齢の女性ですからね、いくら気をつけても足りないくらいですよ。
今回も『首無しの死体』というものの意味を考えて、結局わかりませんでした。
そして、なかなかな理由だったな、と。
死体に首がない場合、人を誤認させるとか、犯人が被害者にかじられたから(口の中に血)、とか。あとは、この間読んだの『方舟』で驚いた、『虹彩認証』ですかね。
でも、今回はそのどれでもなくて…というのが、また狂気じみていました。
こわいわー。
「あぁ、ちょうどよかった」なんて思ったんでしょうかね…。
紀世都さんの殺害方法、『金田一少年の事件簿』の『タロット山荘殺人事件』のタコ社長こと赤間光彦と一緒でしたね…。
私は短髪なんですが、一応毎日髪を乾かします。
その度に、結構思い出すんですよね。
気をつけなきゃいけないですね…。
最後の模型が、なんか悲しかったです。
意味は本人のみぞ知る、もうわからない、という感じでしょうか。
Audible で読みました。
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