支倉凍砂さんの『狼と香辛料 VII Side Colors』を読みました。
狼と香辛料 VI
支倉凍砂さんの『狼と香辛料 VI』を読みました。 今回なんですが、ほとんどずっと船で川を下っていて、小説だから映像はないけど、多分景色はあまり変わってない感じです。前回で大きな博打をしてちょっと手ひどくやられてしまって、今回は次回までの『つ
今回は初の短編集でした。
1つ目はロレンスと出会う前の話。
前回の『狼と香辛料 VI』のとき船上の話題で出た、
ロレンスよりも前に誰かと一緒に旅をした時の話。
一通り読むまで、どこからどこまでが『真実』なのか
油断していてわけがわかりませんでした(笑)。
この話の後はどうなったんでしょうね?
それはまたいつか、別の短編で語られるんでしょうか?
2つ目は『狼と香辛料 I』の後日談。
『ザ・商人の話』という感じの、お買い物の話です。
はぁ~、すごいこと考えるなぁ…と思いながら読んでいました。
3つ目は、上と同様『狼と香辛料 II』の後日談。
ロレンスが少し気に入っていて、ホロが大嫌いな(笑)
羊飼いのノーラとの食事から始まります。
なんと、ホロ視点。
しかも、ホロ、ちょっと具合が悪いっぽい。
ホロがいつもどんな事を考えながら生活しているのか、
その一端が垣間見えます。
意外と、なんというか、かわいらしい。
そしてまた、最後の1行が良かったです。うん。
いやぁ、番外編でしたがなかなかに楽しかったです。
次巻も楽しみです。
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