大沢在昌さんの『氷舞 新宿鮫6』を読みました。
Audible です。
前回同様、ラストスパート。
ガンガン読んでいます。
今回は舞台観劇からスタート。
鮫島さんにそんな趣味があるとは…と思ったんですが、
どうやら鑑識の藪さんの紹介だったようです。
その舞台を演じている女性・江見里と、鮫島さんは別件で知り合います。
そして、互いに惹かれていく。
…オイオイ、晶はどうするんだよ!? と。
晶のバンド『フーズハニィ』は徐々にメジャーになり、
鮫島さんとの距離は離れるばかり。
そんな中に江見里が投入されてしまって、
鮫島さんの心はかき乱されてしまいます。
もうぶっちゃけ、私は事件どころじゃありません(笑)。
といいつつ、もちろん事件の方も面白い。
今回はいつものメンツに加えて
鮫島を蛇蝎のごとく嫌っている香田も活躍します。
香田は鮫島さんの同期。
キャリアでありながら警察組織から爪弾きにされている鮫島さんを
冷ややかな目で見つめている男でした。
けど、今回で仲良く…はなれなかったものの、
なんか互いに絆のようなものができたように思います。
また、『新宿鮫』シリーズに深みが増しちゃう感じですねー。
ただ、『氷舞』ってなんだったのかな…という鈍感な私。
江見里の美しい舞台、彼女の生き方そのものが
氷のように冷たくそして美しく舞う…ってことでいいんでしょうか?
え、なんかごめんなさい…。
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