上野の東京都美術館で開催中のマティス展に行ってきました。
美術館は6月に行った宮城県美術館以来です。
娘の幼稚園の遠足で5月半ばに上野動物園に行ったんですが、
その時から隣接する東京都美術館で開催中とあって。
行ってみたいなとずっと思っていたので、
結構ぎりぎりになっちゃったんですけど行けてよかったです。
…と言いつつ、それを見るまで『マティス』さんのことは
まったく知りませんでした…。
亡くなったのが1954年とのことで
比較的最近(と言っていいのかな?)なので、
ご本人の写真とかもあるんですね。
見事なひげと眼鏡が印象的な男性です。
会場は終了間近ということもあってか、とても混んでいました。
この人たちの中で私が一番『マティス』を知らないんだろーなーと
ちょっとコソコソしていました。
初期は写実的な絵も描いていたようなんですが、
だんだん大胆で彩り鮮やかな作品になっていくんですねー。
同じ人の絵なのにこんなに違うのか、とびっくりです。
絵画だけではなく、彫刻や切り絵なんかもあり、
最晩年には礼拝堂をプロデュースされていたようです。
礼拝堂は白を貴重として青がものすごく映える感じで、
空の青と相まってとても美しかったです。
会場では4K の映像で見ることができました。
東京都美術館は初めて行ったんですが、
『常設展』というのがないんですね。
今まで行った美術館では、大体常設展として
その美術館が所蔵している絵画などが展示してあって、
それとは別に『企画展』として
『○○展』とかを開催している、という感じだったので、
「東京都美術館の常設展も見て帰ろう」と探していたのに
見つけられませんでした。
もちろん、入り口などには彫刻やモチーフなんかが
飾ってある? 設置してある? ので
それがそれに当たると言われればそうなのかもしれません。
帰りは恒例のショップでのお買い物だったんですが、
雨がかなり降り出してきて一緒に傘も買いました。
ビニ傘増えるのやだなーって思ってたんですが、
ただのビニ傘じゃなくて東京都美術館のロゴ入りだったので
ちょっと嬉しくなりました。単純です。
一緒に買った絵葉書は4枚+1枚。
上段左が『赤の大きな室内』、
上段真ん中が『豪奢、静寂、逸楽』、
上段右が『黄色と青のインテリア』。
下段左は娘が欲しがった『愛の精神』、
下段真ん中? 右? は私もハートが欲しくて買った『ハート』です。
息子は自分で『イカロス』という切り絵のポスターを買い、
雨の中抱きしめながら帰っていました。
家の机の隣に貼って「目が覚めてすぐ目に入るのがいい」とご満悦。
今回は私と息子、娘の3人で行ったので、
2人が喧嘩しながらでめちゃ疲れたんですが、
それでも贅沢な時間を過ごせました。よかった。
次こそは SOMPO 美術館です、多分。
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