薬屋のひとりごと 3

読んだ本

日向夏さんの『薬屋のひとりごと 3』を読みました。
先日の『薬屋のひとりごと 2』の続刊です。

薬屋のひとりごと 2
日向夏さんの『薬屋のひとりごと 2』を読みました。先日の『薬屋のひとりごと 1』の続刊です。 表紙は青い薔薇を握りながらたたずむ猫猫。青い薔薇って何かと題材になりますね。『その着せ替え人形は恋をする』でも色付きの薔薇を作るシーンがありました

ここからはアニメ化されていない部分です。ただ、まだ漫画化はされているので、ビジュアル的なイメージはつきやすいです。サンデー GX 版の漫画でいうと、前回の8巻から13巻までに当たります。
表紙はちょっと着飾った猫猫と月の精のような壬氏さま。8話の『月精』のときのシーンでしょう。漫画だと10巻の表紙と同じですね。相変わらず壬氏さま、お美しい。

今回もとても盛り沢山な巻でした。ほんと、話がサクサク進んでしまうので、なかなかついていくのが大変ですねー。
この後のキーパーソンになる子翠との出会い、マスコットである『毛毛』が現れるのもこの巻です。
顔がただれた中級妃の葬儀、1人を2人に見せる鏡のトリック、表紙の月精に扮した壬氏さま、梨花妃の宮でのお家騒動、『選択の廟』、そして壬氏さま『蛙』騒動。かいつまんでもこれだけのイベントがあります。いやー、無駄回がまったくなくて大変。

中でも、やっぱり蛙騒動がいいですね(笑)。猫猫に打ち明けるために連れて行ったのに、結局面倒事に巻き込まれて、牛黄だけ取られた壬氏さま。かわいいです。でも、猫猫もいろいろ気づいているのにこれ以上知らないほうがいいとシャットアウトしちゃってるしねー。まー、気持ちはわかりますが。相手が大物すぎて流石にビビりますよね。以前読んだ太田愛さんの『犯罪者』や、津谷一さんの『結界』などの小説を思い出しました。

結界
津谷一さんの『結界』を読み終えました。 いやー、すごかった。本当におもしろかった。ページを進ませるのがとても怖かったです。ホラー小説ではないんですが、誰が味方で誰が敵かがわからない。次の瞬間誰が死ぬのかがわからない。一章終わるたびに「死なな

なんというか、自分には抱えきれないほど大きな存在に、じわじわと追い詰められていく感じ。まぁ、猫猫の場合はまだ『好意』が入っているから大丈夫そうですけど。…大丈夫なのか?

一応、小説の次の巻くらいまでの話は知ってしまっているので、その上で読むと子翠が愛らしいですね…。無邪気な感じは彼女の願望だったのかな…とか。すでに泣けてきます…。

いやー、まだまだストックがあるのが本当に嬉しい。どっぷり浸かっております。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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