支倉凍砂さんの『狼と香辛料 XVIII Spring Log』を読みました。
狼と香辛料 XVII Epilogue
支倉凍砂さんの『狼と香辛料 XVII Epilogue』を読みました。表紙が! 花嫁さん!一応本編は前巻で終わっているので、今回のは後日談です。短編集となっていて、目次的には5本かな。1つ目と2つ目がセットになっていて、ロレンスとホロがニョ...
表紙にロレンス初登場!
本当にラブラブなことで…いいですねぇ。
今回からは『Spring Log』という短編集になるようです。
話は全部で4つ。
しょっぱなの『旅の余白』は
始まってすぐにホロの葬式です。まさかまさかの。
しかも、一人娘のミューリは息子同然のコルと駆け落ちとは…。
さらにさらに、近所のわんぱく少年カームから
「ミューリと結婚させて欲しい」と。
展開が早すぎて笑うしかありません。
もちろん葬式はフェイクなんですが、これもまたステキですね。
次の『黄金色の記憶』はなんだか切ない話でした。
なんとも頑固な雰囲気をまとった老人がニョッヒラの宿を転々としていて、
ついに『狼と香辛料亭』に泊まりに来ました。
どんなもてなしをしようともニコリともしないので
ロレンスもホロもどうしたもんかと。
ロレンスが機転を利かせた結果、老人の来訪の目的がはっきりし、
それに力を貸すロレンスたち。
『狼と泥まみれの送り狼』では、
ロレンスとホロはスヴェルネルの町へ向かいます。
そこで、山向こうに新しい温泉街ができるという噂の詳細を聞きました。
そして、その『噂』の張本人たちとも面会します。
彼らの目的はいかに。
最後の『羊皮紙と悪戯書き』はコルとミューリの話。
『香辛料』がロレンスであるように、『羊皮紙』はコルのことみたいですね。
『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』という、
駆け落ちした(笑)コルとミューリの話も別で出ているようです。
…こっちもいつか読まなくては…。
ミューリは末恐ろしい子ですね。コル頑張れ。
いろんな話がたくさん詰まっていて幸せな気持ちになりました。
次巻も楽しみです。
コメント