山田風太郎さんの『人間臨終図巻 3』を読みました。
先日の続きです。
今回は65歳~76歳で亡くなった方たちです。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
先日読んだ『夏への扉』で、実は500年後の世界からのタイムトラベラーだった、みたいな描かれ方をしていましたが、確かにそう言われても納得してしまいそうな人です。
しかも、死の状況はあまりわかっていないようです。
ほんとに未来人だったんじゃないのかねぇ…。
- キュリー夫人
『医者嫌い』のエピソードがおもしろかったです。
なるほど、そういう理由かー。 - 伊達政宗
まぁおなじみの方なので、興味深く読みました。
生涯ずっと寂しそうな人生だという印象です。
- 二宮尊徳
今はあまりないと言われていますが、昔はいろんな学校にあった二宮金次郎像の人です。
意外に長生きされた方なんですね。
歩きスマホならぬ歩き勉強していたくらいなので、若いときはかなり頑丈な方だったようです。
- スカルノ
デヴィ夫人の夫だった方です。
デヴィ夫人は死に際に立ち会ったのですね…。
- アインシュタイン
臨終のときのエピソードが…。
これはひどい…。
なんかすごいこと言ってたかもしれないのに!
65歳以上だと、1・2巻とは違ってそれなりに年齢を重ねてからの死という感じでした。
あと、戦争関係が多いですね…。
なので、分からない人名がたくさんありました。すみません。
改めてですが、年齢順という掲載はおもしろいものの、年代がごちゃごちゃなので時代背景とかがよくわからなくなってしまいます。
まぁ、そういうことが常識の範囲内でわかっている前提で書かれているんでしょうねー。
私が不勉強なだけだわな。
同じ没年齢でも、幸せな人も不幸せな人もいる、ということで。当たり前ですけど。
次で最後ですね。
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