スマホ脳

読んだ本

アンデシュ・ハンセンさんの『スマホ脳』を読みました。
アンデシュ・ハンセンさんの本は『運動脳』以来です。

運動脳
アンデシュ・ハンセンさんの『運動脳』を読みました。 昨日の『「音楽する」は脳に効く』と同じで、また「確証バイアスかな…」と思いつつも、昨日と同じで運動が脳に良くないわけないので読んでしまうのです。 …でもまぁ、そもそも『運動が脳に良い』とい

各所で話題になっていた一冊、ずっと「読みたい」と思っていましたが、遅ればせながらようやく読むことができました。
そしたらびっくり、もちろんすべてではないですが、結構な割合ですでに知っていることが書いてありました。
…これは、私の知識をひけらかしたいわけではなく、いかにこの本がたくさんの人に読まれているか、さらに読んだ人たちが情報発信を通してたくさんの人に内容を届けているか、を思い知ったということです。
私の場合は特に樺沢先生の YouTube だと思うんですが、何度もこの本のエッセンスをお話してくださっていましたし、先生ご自身も「『スマホ脳』という本で~」とおっしゃっていたので、読む前からいろいろ知ることができていたんだなーと思います。
日本でもやっぱりすごい影響力だったんですね。

内容としては、やはりスマホが我々の脳にとってどれだけ危険なものであるかが書かれていました。
…かといって、今更スマホがなかった時代に戻れるわけでもなく。特に、私もうちの息子も忘れ物が多いので、スマホがあるおかげでそれが回避できていたり、TalkBack で Kindle 本を読み上げているおかげで読書量も飛躍的に増えたり、いい面も少なからずあるんですよね…。そのへんの折り合いをつけていくのが大変だな、と思いました。
とりあえず、いわゆる『スクリーンタイム』(Android なので、Digital Wellbeing、ってことでいいのかな?)で、私はスマホでは『ブラウザ』が多いのがわかったので、ダラダラネットサーフィン(死語?)しないように気をつけないとなー、と。Kindle では漫画はあんまり読まないので、Kindle の時間は減らさなくてもいいかな、と思うんですが。話はちょっとそれますが、漫画はスマホでみるとあんまりおもしろくないですね…。なんというか、画面が小さいからよく表情が見えない。やっぱりタブレットくらいの大きさじゃないと感動が少ないです。はい。

まぁ、せっかく現代に生まれたので、これらの恩恵をまったく受けないのももったいないですね…。後は、大人なんだから自分でなんとかしてちょうどいいラインを見極めるというか。
問題は子供ですかね…。一応、うちではファミリーリンクで制限をして、スマホを使うときはいちいち大人に『解除』してもらわないと使えないようにしています。ゲームもそうしています。

みまもり Switch で Switch を許可制にする方法
先に結論を書きますと、 親のスマホに『みまもり Switch』をインストール、設定 『設定』の『1日に遊ぶ時間』の項目で『曜日ごと』にして、毎日の時間を『0分』にする(『曜日ごと』にしないと『0分』にできないため) です。こうすると、管理下

子どもたちには『いちばん大切なのは時間』と教えています。「大事な時間を使ってまで見たいものなのか? と考えてね」と。まー、まだ通じない時期だと思うので、ある程度のハンドリングは必要かなー。

あとは、睡眠時間に関しては死守しています。「光っている画面を見ると寝られなくなるよ!」とも。そして、結局スマートウォッチで睡眠を管理してスマホで結果を見ていますけどね(笑)。やっぱり完全になくすのは無理なんだなぁ。まぁ、この本も「まったくやるな! 全部なくせ!」という本ではないのでね。…ですよね?

もうちょっと経ったらもう1回読んで、というのを何度か繰り返したいタイプの本棚と思いました。『脳を鍛えるには運動しかない!』や『運動脳』と同様の本ですね。

この本が流行ったことこそが、まだ光明だと思えるんじゃないでしょうか。せっかくの便利な道具なので、こっちが使われないようにしたいですねー…。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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