日向夏さんの『薬屋のひとりごと 9』を読みました。
先日の『薬屋のひとりごと 8』の続刊です。
表紙は猫猫と、新キャラである雀さん。
いやー、雀さんはラノベっぽいキャラクターですねー。私はもっぱら耳読なので、雀さんは普通に「すずめさん」と発音されています。本当にスズメっぽい感じの人、ちゅんちゅんしてそうな感じの人ですね。手先が器用なのか、常に手品をしているというか…。こんな人いないだろ、ってところがまさにラノベっぽいです。
ストーリーとしては。
前巻の最後の方で壬氏さまがやらかした、自分の腹に焼印を押し当てるというとんでもないことのせいで、壬氏さまは他人に肌をさらすことができなくなってしまいました。簡単に医者にかかることもできなくなってしまったため、今後の壬氏さまのお世話はすべて猫猫がしなくてはならないことに。なので、猫猫が医学の方もがんばらざるを得なくなってしまいました。うーん、大変だわ…。
『華佗の書』を見つけてあとに羅半が語った男女の仕事感みたいなもの。昔っぽい考え方ではありますが、そうだなー…と思いました。以前『話を聞かない男、地図が読めない女』を読んだときもそう感じました。
なんで女性しか子供が産めないんでしょうかねー…。魚みたいに、メスが産んだ卵の上に掛ける方式だったら、男性が面倒見るような世の中になっていたんでしょうかね…。考えても仕方ないことですけどね…。
今巻では姚さんのかわいさが結構出てきましたね。ツンとしてでれっとするのがいいみたいです。わかりますけど。どんな道に進むとしても、彼女には彼女の幸せを掴んでほしいです。はじめの印象は良くなかったですが、いい子ですからね。
そして、一行は西都へ向けて出発しました。期間は3ヶ月とのことですが、なんだかいろいろありそうですね…。帰ってこられるんでしょうか…。
場所を移動してしまったことでキャストが絞られてしまったのがちょっと残念ですが、まだまだ波乱が続きそうですね。
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