日向夏さんの『薬屋のひとりごと 7』を読みました。
先日の『薬屋のひとりごと 6』の続刊です。
今回の表紙は猫猫と、新しい同僚である姚さんと燕燕です。こっちを見て微笑んでいる方が姚さん、姚さんを見ているのが燕燕。
姚さん、顔が雰囲気がとっても大人っぽいので誤解されそうな感じの人ですが…最近の子は発育がいいねぇ。あ、最近の子じゃないのか?
4巻までで一応片付いた子の一族の騒ぎですが、その際にちょこっと出てきた『蝗害』が不気味に見え隠れする感じでこの7巻になってしまいました。
この巻の冒頭で、猫猫は医官付き官女の試験に合格し、まーた後宮に戻ってきます。たしかに、こんなに頻繁に出入りする人を見つけたら、不思議に思っちゃいますね。その医官付き官女の同僚として、表紙の姚さんと燕燕が登場したわけです。
最初こそちょっと嫌な感じの姚さんでしたが、実はかわいらしい人で…。よく『育ってる』し…。後宮にはよく『育ってる』人たくさんいますね。雪蛤? がいいの? どこで売ってるんだよ、蛙の生殖器って。私も育ちたいんですが、今からじゃ遅いだろうな…むしろ授乳を経て前よりもしぼんだし…。
しかし、やっぱり医療従事者だからでしょうか、なんだか知ってはいけない秘密にとってもたくさん立ち会っちゃいますね。大変な仕事だなぁ。
あと、最初に出てきたジャズグルちゃん。なんだかとっても重要な存在なのかと思って身構えましたが、まぁ不吉な予言をしたので重要っちゃ重要ですが、今巻限りで帰っちゃう感じかな?
あとのハイライトは、今巻でちゃんとされた『プロポーズ』でしょうか。なんという俺様プロポーズですが、まぁやんどころない立場の方なので仕方ないんですかね。意外とお子様壬氏さまにとっては大イベントだったんでしょうけど、猫猫は青ざめてしまいました。自分の身が自由でなくなること、玉葉后のこと、いろいろ考えるとまぁ青ざめますかね…。なんというか、みんなみんな不自由な立場でなんだかかわいそうです。水蓮は喜んでいるみたいですが。
ページ末尾に付けていた対応表がとっても見にくかったのにびっくりして、スプレッドシートをそのまま表示するように変更しました。
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