支倉凍砂さんの『狼と香辛料 IX 対立の町<下>』を読みました。
狼と香辛料 VIII 対立の町<上>
支倉凍砂さんの『狼と香辛料 VIII 対立の町<上>』を読みました。 7が短編集だったんですけど、6から継続している『銀貨が2箱増える謎』がようやく解決? しました。…なるほど、並べる○○を変える、か…。(一応伏せ字にしてみました。不要かも...
『狼と香辛料 6』くらいからずっと根底にあった謎が
ようやく解き明かされたって感じの話でした。
北部と南部で対立している町で
幻と呼ばれる『イッカク』を巡ってさらなるいざこざが勃発。
はじめにであったときには自分を嵌めたエーブですが、
この巻ではものすごいピンチに陥っています。
もちろんすべてを見捨ててトンズラすることも可能ですが、
ロレンスはそうしませんでした。
最後には全部を巻き込んでなんとか丸く収まりました。
最後の最後はホロからキツイお叱りをいただいたようですが(笑)。
その直前に、エーブからちょっとした(?)ご褒美ももらったようなので
まぁ仕方ないんですかね~。
今回はホロがあまり全面に出ず、ロレンスが頑張っていた感じで
なんだか新鮮でした。
そして、エーブ。
彼女との悶着も一段落したというか。
なかなかな人物だったので、再登場に期待。
次巻も楽しみです。
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