入間人間さんの『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 4 絆の支柱は欲望』を読みました。
前回の続刊です。
うーん、表紙のまーちゃんが美しい。
美しいけど、あんまり出番がないっぽい。
まぁ、ある意味安心というか…。
今回のカラーページ見て吹き出してしまいました。
まるで金田一耕助のようじゃないですか。
そこに出ている登場人物9人のうち3人が和服姿だし。
しかも、大半の人が『大江』さん。
何故か前回初登場した巨乳のお友達の柚々ちゃんもそこに載ってるし。
…そこに載ってたら殺されちゃう可能性あるんじゃないのー、なんて。
ハハッ、まさかね、まさかね…。
そして、主人の名前が『耕造』。
やまかわのやしきで殺されてそうな名前ですね…。
何故か突然、まーちゃんが壊れてしまいました。
みーくんのことを認識しなくなってしまったのです。
まーちゃんの中にはみーくんしかいないので、みーくんを認識しなければ空っぽになってしまうんでしょう。
まーちゃんは壊れてしまいました。
『僕』はまーちゃんを直すため、みーくんとまーちゃんの思い出のアイテムを探しに旅に出ます。
もう訪れることはないと思っていた、自分の実家。
それは、8年前の誘拐事件の舞台となった場所です。
道中、当時のお隣さんで今もそこにお住まいの伏見柚々と出会い、彼女も何故か仲間に加わります。
そして、元自分の家を訪れます。
予想に反してそこは立派なお屋敷に建て変わっていて、そこには『大江家』のご家族が住んでいました。
突然の来訪にも関わらず、『僕』たちを大歓迎してくれる屋敷の奥さん、景子さん。
屋敷には、夫婦とその子供4人、それから使用人夫妻の計8人が住んでいました。
大江家の奥さんは、何故か8年前の誘拐事件と犯人一家の『ファン』を自称し、『僕』が思い出アイテムを探すことを了承してくれました。
アイテムはなかなか見つからず、話の流れで何故か柚々ともども夕飯をごちそうになり、何故か宿泊までさせてもらいました。
そして、次の日。
目が覚めると、窓の外で奥さんが死んでいます。
さらに、屋敷のドアが全て開かなくなっていました。
窓は元々、何故か鉄格子がはめられていたため開きません。
『僕』たち全員、屋敷から出られなくなってしまいました。
次に、長男の貴弘さんが遺体となって発見されます。
一人、また一人と『減っていく』屋敷の住人。
『僕』と柚々は「お前たちが来たから~」というよく聞くセリフとともに、食事を与えてもらえなくなりました。
柚々とともに屋敷の廊下を歩いていると、突然の停電、それから頭部への衝撃。
さてどうなる。
という感じで、なんと続きものでした。
いやー、まじでよく事件に遭うね…。遭遇率金田一くん並みでしょ…。
あと、多分『僕』の顔って見たことないと思うんですけど、湯女ちゃんに似てるってことで OK?
だとしたら、カラーページの登場人物表から見て、めちゃくちゃ美少年なんじゃないのか…?
まーじーかー。
只野くんみたいな、人畜無害そうな顔を想像してたのに(ごめんね只野くん)。
次の楽しみですわ。
Kindle Unlimited で読みました。
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