狼と香辛料 II

読んだ本

支倉凍砂さんの『狼と香辛料 II』を読みました。

狼と香辛料
支倉凍砂さんの『狼と香辛料』を読みました。 Amazon 見てたら第1巻がめちゃ安だったので、「いやー、懐かしいなぁ」と思って買ってしまいました。Wikipedia 見てみたら、アニメは2008年だったんですねー。ぼんやりとしか覚えていない...

いやー、今回はなかなかのピンチでした!
一番初め、ホロに助けられて損を回避して、
言葉は悪いですがそれに付け込んでちょっと儲けようとしました。
それ自体は相手が100%悪いし、
バレたら相手は破産どころじゃ済まないようなことだったので、
ロレンスが付け込むのは仕方ないと思うんですが、
それをさらに相手から付け込まれていたのは、怖い…。
商人って、こんなに計算高くないとやっていけないの…?
中世ヨーロッパっぽい感じの世界観なんですが、
私ココに生まれなくてよかったとつくづく思います…。
多分、行きていけない。
買った武具を隣町で転売しようと思って売りに行ったところ、
それが大暴落していて10分の1ほどの価値にしかならず、
ロレンスは巨大な借金を負うことに。
それをわずか数日で挽回しなければいけず、まさに万事休す。
やっぱりお金の心配があると人間視界が狭くなってしまうので、
いつも大切に思っているはずのホロともすれ違ってしまう。
悲しいです。
でも、まだ出会ってから時は経っていないものの、
2人の絆はちゃんと育っていました。
なんとか関係を回復させたところで、起死回生の一手。
『非合法』な手段でなんとかしようと画策します。
後少しでうまくいくと思ったその瞬間…。

今回は、ホロ以外にも『そういう存在』がいるということが
わかった話でもありました。
ホロもロレンスを助けるために、まさに一肌脱いだというか。
…人肌かな…?
まぁ、24巻中の2巻なので
今回でロレンスの旅が終わることはないとわかってはいましたが、
なかなかにヒヤヒヤさせられました。
そして、この人本当に口下手というか…。
「商売以外のことはからきしダメ」とわかっているみたいですが、
もうちょっとオベンキョしてほしいですね。
まぁ、やっぱりお金の心配は大きな問題ですからね。
余裕もなくなるわ。

今回は羊飼いのノーラと出会います。
結構つらい境遇の彼女で、
今回彼女に委ねられた仕事はかなりの重責だったんですが…、
どうか幸せになって欲しいものです。
また出てきたりするのかな?
旅の途中で出会う人々との不思議な縁は財産ですね。

次巻も楽しみです。

さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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