前回の続きです。
ようやく最終回です。




いままでで、QR コードパチリと撮って商品を Todoist と Google スプレッドシートに送るようにしました。
Todoist の方は、『�』を取る処理をしていないので残ってしまっていますが、まぁいいです。
その買い物リストをもとに買い物に行ったときとかに商品を買って、購入したらタップしてリストから消します。
それでおしまい。
…こっちがメインだったはずなんですけどねー。
Google スプレッドシートの方も、現状で QR コードを撮影した日時と商品名と、前回購入からの経過日数が表示されているので、あとは好き勝手に加工すればいいです。
一応、私はこんな感じにしています。
1つ目のシートに IFTTT からデータが書き込まれます。
シート名は『データ』となっています。
シート名は何に変えてもいいみたいですが、場所を『一番左』にしなければいけないという制約があるようです。
他のシートを一番左にすると、一番左にしたシートの一番下にデータが書き込まれてしまいます。
メインのシートは次の『一覧』なので、そっちを一番左にしたいのであれば、Google スプレッドシートを1つ間に噛ませて、データを書き込む用のシートを作成し、そこから『IMPORTRANGE』関数とかで持ってくる…とかですかね…?
私はまぁ、別にいいかなと思ってそのまま一番左にして使っています。
B列の『(置換前の)商品名』は、別に見えなくていいので非表示にしていますが、ここでは一応表示させました。
IFTTT で、D 列の『経過』(前回からの経過日数)まで表示させるようにしているので、このシートは特に何もすることはないです。
まー、せいぜい「お、ちゃんと記録できてるな」と見ることくらいです。
次のメインである『一覧』シートの前に、3枚目の『マスタ』シートの説明をさせてください。
このシートの『B1』セルには、『データ』シートから『UNIQUE』関数でデータを持ってきています。
=UNIQUE('データ'!C:C)
これで、データシートの C 列、つまり『置換後(の商品名)』の列に書いてある商品名のダブりのないリストができます。
『B1』セルに『UNIQUE』関数を書いたのは、A 列には手作業で『頭文字』を入れる列を作りたかったからです。
A 列には、『醤油』であれば『し』と、ひらがなで入れておきます。
C 列には、その商品の銘柄とか内容量とかをメモっておきました。
空欄が目立つのは、私がめんどくさがり屋だからです。ハッハッハ。
新しい QR コードを発行した場合、ここの一番下の列に新しい商品名が記入されるので、そしたら頭文字とメモをその都度(めんどくさくてそれなりにまとめて、ですが)書き込んでいく感じです。
最後にメインの『一覧』シート。
ここでは、先ほど付けた頭文字をもとに『あいうえお順』に商品を並べて表示させます。
『A2』セルに
=SORT('マスタ'!A:C,1,true)
と書けば、『マスタ』シートの A 列から C 列までを、1列目(A 列)の昇順(1)で並べたものを表示させます。
これで、あいうえお順の表ができました。
あとは、
- D 列: 最終記録日 『MAXIFS』関数で、その商品の一番最後の記録日を表示
- E 列: 回数『COUNTIF』関数で、その商品が何回記録されたかを表示
- F 列: 経過 『XLOOKUP』関数で、『データ』シートから一番最後の『経過』日数を表示
- G 列: 平均 『AVERAGEIF』関数で、『データ』シートの『経過』日数の平均値を表示(『IFERROR』関数も使っている)
- H 列: 最大 『MAXIFS』関数で、『データ』シートの『経過』日数の最大値を表示
- I 列: 最小 『MINIFS』関数で、『データ』シートの『経過』日数の最小値を表示
- J 列: 予想次回日 最終記録日に平均を足した日数を表示
の数式たちを書き、下にコピペしています。
まー、気休めですかね。
「あとは何かなー」と思ったとき、標準偏差とかそういうのが思いつきましたが、「別にいらないな…」と思ったのでこの辺でやめておきました。
まー、『予想次回日』とか、本当に気休めでしかないですね。
でもまぁ、こうやって見ていると、「消費ペースが上がっている」とかそういうのもわかっておもしろいです。
まぁ、わかったところで別になにかするわけでもないんですけどね。
QR コードを撮影した時刻が表示されますが、上記の数式で『撮影した時刻』自体をキーにしてデータを引っ張ってくるところがあるので、『まったく同じ時刻』にデータが複数入っていると、データをうまく引っ張ってこられなくなることがあります。
IFTTT で記録される時刻は秒が切り捨てられているので、複数個の QR コードを撮影する場合は間隔を1分くらい開けて時刻の『分』が異なる数字になるようにしたほうがいいっぽいです、どうやら。
ここまでやってきて、いつも「なにやってるのかな…」と思わないでもないんですけど、まぁおもしろかったからいいです。
本当は、2ヶ月に1回 Amazon の定期オトク便で頼んでいる商品の目印なんかも、自分で買っちゃわないように追加すればいいかなーとか思いついたんですが、めんどくさいのでそこまで手を出せていません。
(基本的にはめんどくさがり屋なんですが、たまに急にこういうことをやりたくなります)
とりあえず、最初の『Alexa の買い物リストと Todoist とが連携しなくなった』ことからこんなところまで来ましたが、それなりに運用できているので満足です。
いろいろ勉強になったし。
多分、ほとんど参考にならなかったと思いますが、お付き合いくださいましてありがとうございました!
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