QR コードと IFTTT と Google スプレッドシートで在庫管理・買い物リスト管理④テプラで QR コードを作る

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前回の続きです。
全部で4回だと思ってたけどやっぱり5回になってしまったうちの、4回目です。

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とりあえず、ここまででいろんな設定は終わりました。
次は、それぞれの商品にくっつけておくタグを作りました。
最初、『銭湯とか市民プールとかのロッカーのタグ』的なものを考えていたんですが、それだと結構高くて。
結果的に100枚を超えてしまっているのでね、あんまり高価なものはね。
で、購入したのはこちらです。

Amazon.co.jp

100枚で1,000円弱なので、まぁいいかなと思いました。
イメージとしては、透けない白のクリアファイル、3cm × 5cm になっていて、上部中央に小さな穴が開いています。
ペラペラですけど水とかには強く、簡単には破れないです。
ここに、24mm のテプラで QR コードを作って貼ります。
テプラは以前買った『テプラPRO SR-MK1』を使います。

テプラPRO SR-MK1
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このテプラはスマホから編集ができるのが便利なので気に入っています。
で、編集のアプリ『TEPRA LINK 2』を使って、Google スプレッドシートで作ったデータを流し込んで、じゃんじゃか QR コードを印刷しました。
Google スプレッドシートに空のシートを用意します。
B 列に商品名を書きます。(例: しょうゆ)
A 列には、先日の IFTTT の Webhook の URL と B 列の商品名をつなげた数式を入れます。

="https://maker.ifttt.com/trigger/Zaiko/with/key/{私のキー}?value1="&B1

これで、『しょうゆ』の商品コードの URL ができました。
上の式を A 列に必要数コピペして、B 列には商品名を書いていけば、URL と商品名の一覧が完成します。
これを CSV で Google ドライブのどこかテキトーな場所に保管しておきます。

『TEPRA LINK 2』で24mm のテープ幅で新しいファイルを作成し、『流し込みモード』にします。
すると Excel みたいな画面になるので、先ほど保存した CSV をここにインポートします。
私の場合は1列目からデータなので、そのへんの設定はきちんとしておきます。
列の『A』と書いてあるあたりをタップするとメニューが出るので、『流し込みオブジェクト挿入』を選び、次の画面の『種類』で『QR コード』を選び、大きさやレイアウトを調節します。
戻って、Excel みたいな画面の『B』と書いてあるあたりをタップし、同じように『流し込みオブジェクト挿入』、『種類』は『テキスト』とすると、B 列の商品名のテキストを流し込む枠ができます。
これで、QR コードとその商品名の設定ができたので、あとは印刷をじゃんじゃんかけます。

できたテプラテープは、それぞれタグに貼ります。
貼ったタグは100均で買った細いヘアゴムを付けて商品に巻いておいたり、ダブルクリップの取手の部分を外して穴に通して、商品を挟んでおいたりして、『在庫』商品に付けて保存しておきます。

あとは、運用です。
商品の管理は、基本的に『二瓶法』を採用しています。
今使っているものの他にもう1つ在庫を抱えておいて、今使っているものがなくなったら在庫を開封し、新しく在庫を購入する、という運用方法です。
基本的にはこれで運用します。
先ほど作った QR コードのタグが付いているのは『在庫商品』です。
今使っているものがなくなって、在庫の商品を開封する際に、QR コードをスマホで読み込みます。
多分、スマホの普通の『カメラ』で QR コードが読めると思います。
もしできなければ、LINE アプリの QR コード読み込みとかでもできます。
あとは普通に『QR コードリーダー』的なアプリをインストールするとか。
で、読み込んで表示される URL をタップすると、それで Webhook が発動し、

  1. スマホに通知が出る
    → 使用期間と Todoist に『しょうゆ』を追加しました。
  2. 商品の名前と現在の日時が Google スプレッドシートに記録される
    → 2025/3/25 19:00 しょうゆ
  3. 商品の名前が Todoist の買い物リストに追加される
    → 買い物リストに『しょうゆ』

という3つの動作がいっぺん(若干の時差あり)におこります。
で、この『タグ』っていうのが意外とよくて、微妙に邪魔なのでさっさと読み込もうと思うんですよね。
忘れないように、その時着ている服の袖口とかに付けたりして、読み込んだら所定の場所に戻しています。
で、新しいものを買ったらまた在庫にそれを付けておく、と。
ただし、1回使い切りでないもの、例えば『ハンドソープ』の4回分の大袋なんかの場合は、そのケースを廃棄するときに読み込む、なんてルールを別途設けています。
そうすれば、在庫過多にならずにすむ、というか。

あ、上の写真だと『しょうゆ』じゃなくて『醤油』でしたね。
QR コードを作ってしまえば、こういう『表記の揺れ』も起きなくなりますね。

ただ、私が使っているタブレットだと、どうも日本語の QR コードを読めないみたいなんですよね。

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基本的に、寝ているとき以外はタブレットは常に決まった場所においてあるので、そこに行ってササッと読み込みができたらいいかなーと思ったんですけど、まぁできないので仕方ないです。

…しくみとしては、まー、回りくどいですよね…えぇ、私もそう思います。
ただ単に在庫を管理すりゃいいものを、わざわざこんなことをしなくても…と。
確かにそうなんですけどね、はい。
でも、意外とおもしろいんですよね。
Google スプレッドシートにデータが貯まるのが。
で、次回は最終回なんですが、Google スプレッドシートをどのようにしているかを書こうと思います。
あと1回分お付き合いください。

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