最近めっきりペンで文字を書くことが減ってしまいました。
なにか思いついたことも、Google Keep に『音声入力』とかしてしまいます。
なので、たまに学校提出のものを直筆で書かなければいけないときに、自分の字の下手っぷりに驚きます。
まぁ、もともと下手くそでしたし、『字を見られたくない病』に罹患しているので、まぁできるだけ書かないんですけどね。
そんな生活をしていると、ノート系のアプリ、『ノートアプリ』はとても使用頻度が高くなります。
今まで、ノートアプリは『OneNote』を使っていました。
そもそも、10年以上前にドコモのキャンペーンで『Evernote が1年無料』みたいなのがあったんですが、それを機に『Evernote』を使うようになりました。
そこからしばらくはとても便利に使っていたんですが、なんだか年々使いづらくなっていったんですよね…。
データの同期ができる端末の台数が減っていったり、有料会員の金額が上がったり。
それで、2022年くらいに『OneNote』に移行しました。
『OneNote』は Microsoft のノートアプリですし、Microsoft 365の契約をしているので OneDrive との連携で無料で使えます。
データ同期の台数制限などもないです。
移行した直後は「これはベストな選択だった」と思ったんですが…。
次第に、ノート自体の仕様に嫌気が差してきました…。
『クリックしたところから書き始められる』と書かれているんですが、そんなことは望んでいないんですよね…。
記入を開始しても、いつもなんだか段ズレしているような気がして気持ちが悪い。
フォントも、勝手によくわからないものになっている。
動きが妙に重い。
もーーー嫌になってしまって。
大変困っていました。
で、今年の2月に ChatGPT に「ノートアプリを OneNote から別のアプリに変えたいんだけど、以下の要件を満たす候補を教えてほしい」とお願いしました。
- Android と Windows で使用できる
- 複数端末で使用できる、データの同期ができる
- 誰かと共有はしなくていい
- シンプルな使用感
- ノートにデータの添付ができる
- 使用するシーンは『日記』『本の感想』『捨てられないメモ等を保管する』
- 日記を書く手間を減らすために、その日の日付をタイトルにしたノートが自動で作れる
この条件を見て挙げてくれたのが『Obsidian』でした。
『Obsidian』ですが、聞いたことはあったものの、「難しそう」というイメージと「邪術が使えるようになりそう(ロマサガ1・装備しても使えるようにならない)」というイメージしかありませんでした。
ちょうどその頃に『Obsidian が商用でも無料に』というニュースがあって、目にする機会が多かったんだと思います。
「はじめまして」のものに触れたときには、いつも『Kindle Unlimited』で関連本を探して読むようにしています。
今回の『Obsidian』も『Kindle Unlimited』で読める本はたくさんありました。
いくつか読んだんですが…難しい。
特に『ツェッテルカステン』というのが…。
『1つのメモに1つの情報』などのルールがあるんですが、『理解』も『運用』も難しそうでした。
『ケツァクウァトル』と『ツァラトゥストラはかく語りき』と『ツィゴイネルワイゼン』が混ざったような名前のくせに…。
「個人でテキトー使うのに、こんなことまで意識しないと使わせてもらえないの…?」と絶望しかけたんですが、「別に誰に見せるわけでもないし、勝手に使うか」と開き直れたので、とりあえず使ってみることにました。
印象としては、すごく乱暴に言ってしまえば『メモ帳を体系的にしまっておけるもの』。
作成されるファイルは『.md』という『マークダウン形式』で、これはほぼほぼ『テキストファイル』です。
『日記』を書くのに、わざわざ見出しをつけたり太字にしたりなどのマークダウンの機能なんて使わないので、ほぼほぼテキストファイルとして運用できます。
テキストファイルなので、動作もとても軽い。
…これは、OneNote に慣れていた私にとって、「こんなにサクサク動くの…!?」という衝撃になりました。
で、テキストファイルなので、拡張子を『.txt』から『.md』に書き換えるだけでほぼ OK でした。
これも嬉しいポイント。
ちょっと触ってみた感じ、私には合っていそうな気がしたので、乗り換えることを決意しました。
さて、今まで Evernote → OneNote と溜まっていたデータをどうしようか、と。
別にそっちはそっちで取っておいて…というのでも構わないんですが、なんか気持ちが悪いのでデータの乗り換え・整理をすることにしました。
その悪戦苦闘っぷりは、次回また書かせてください。

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