いや、正確には第3なのかはわかりませんが…。
Android の TalkBack のショートカットの設定です。
結論を先に書きますと、
- TalkBack の設定画面(『歯車マーク』の設定の中にある『ユーザー補助』に入り、『TalkBack』を選択)を開きます
- 『TalkBack ショートカット』を選択し『ユーザー補助機能ボタンをタップ』にチェック、その下の『その他のオプション』をタップします
- 『ユーザー補助機能ボタン』の画面の『場所』をタップして、『ナビゲーションバー』を選択します
これで、『ナビゲーションバー』(Android の画面の下方にある『◀ ● ■』がある領域)の一番右に TalkBack のショートカットアイコンが表示されます。
そこをタップすると、すぐに TalkBack が起動するようになります。
…ナビゲーションバーを表示しない設定になっている場合は、どうなるか知りません。すみません。
本を基本的に Kindle で買うようになって3年くらい経ちました。多分。
コンスタントにかなりの量を読むことができるようになったのは、『耳読』を活用するようになってからです。
『耳読』は勝間和代さんのブログとか書籍とかで知りました。
本当に本当に感謝しています。
以前は Amazon の Fire 端末を使っていたので、Kindle を立ち上げて再生ボタンっぽいところを押すだけで読みはじめてくれていました。
しかし、その機能は Fire 端末専用のものなので、違うタブレットにしたら使えなくなってしまいました。
で、使い始めたのが、Android 自体の『ユーザー補助機能』である『TalkBack』です。
画面にあるテキスト情報を読み上げてくれる機能で、これを使って Kindle 本を読み上げてもらいます。
画面に触ると音声が止まっちゃうとか、ページの初めからしか読み上げを開始してくれない(本当はやめたところから続きを読み上げてほしい)とか、ページ遷移するたびに『ピ』っていう音がするとか、いろいろ気になるところはありますが、そんなこまけーことはどうでもよくなるほど便利な機能です。
この『TalkBack』を有効にする方法は、
- 『歯車マーク』→『ユーザー補助機能』→『TalkBack』から ON にする
- 音量ボタンの上下を同時に2秒くらい押し込む
- 画面上にフロートボタンのショートカットを常時表示させておいて(透過機能あり)、必要なときにそれをタップする
の3つがありました。
『1』はショートカットではなく本来の起動方法なので省くとして(いちいち何タップも面倒くさいし)、有名なのは『2』だと思います。
普段『TalkBack』を使わない人がうっかり起動させてしまって、戻せなくなってちょっとした騒動になるのもこのショートカットのせいです。
音量ボタン上下長押しって、意外と面倒だというか、片手だとちょっと体制的に難しいというか。
音量ボタンのちょうど真ん中をぎゅって押し込むのでも起動するんですが、ちょっとずれると音量がめっちゃデカくなるかなくなるかのどっちかになります。直せばいいけど。
で、『3』がいいような感じもするんですが、必要もないのに画面上に常にボタンが浮いているのが気持ち悪い。
視界を遮られるのって結構ストレスになるんですねー。
たとえ透過しているとしても、本来見ているはずの部分が見えにくくなっているのが意外とイヤ。
そういえば私、スマートウォッチも丸型よりも四角型のほうが好きなタイプです。
円形の削れてる部分がとっても気になる。
今までは消去法的にしかたなく『2』の音量ボタン上下長押しを使っていたんですが、先日『TalkBack』がアップデートしたっぽいと表示があったのでいろいろ見ていたときに、
『ナビゲーションバーに表示』
というのを見つけたんです。
いつから存在していたんでしょう…?
「どういうこと?」と思って有効にしてみたら、まさにナビゲーションバーに人型が居座ってる…。
そこをタップしたら、一発で TalkBack が起動したよ! おー。
『3』のフロートボタンと何が違うんだって思われるかもしれませんが、私的には大違い。
フロートボタンは画面の表示部分に居座ってコンテンツの邪魔をするのに対し、ナビゲーションバーは若干透過しているもののあらかじめ見えないゾーンという認識なので(Windows のタスクバー的な)、居座られても問題ありません。
いやー、ありがたいですねー。いつから存在していたの、あなた。
終了時は同じ人型をダブルタップすれば(TalkBack 中はダブルタップが基本なので)終了します。便利ィ。
単純にショートカットで、タップすれば TalkBack が起動する方法とかをずっと探していたんですが、とりあえず解決しました。これでいいや。
ただ、普段使っているスマホはこの設定にしていません。うっかり触れちゃってしょっちゅう立ち上がっちゃったら、それはそれで不便かなーって。
Kindle 読み上げ用に使っているタブレットで、この設定を有効にしています。
タップするだけで読み上げ臨戦態勢。嬉しいわー。
ますます『耳読』がはかどります。わーい。
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