ABC 殺人事件

アガサ・クリスティーさんの『ABC 殺人事件』を読みました。
アガサ・クリスティーさんの小説は『ナイルに死す』以来です。

ナイルに死す
アガサ・クリスティーさんの『ナイルに死す』を読みました。アガサ・クリスティーさんの小説は『オリエント急行の殺人』以来です。なんか急にアガサ・クリスティーさんにハマってしまったようですねー。『ナイルに死す』、これもタイトルは知っているものの内…

これは『超』が付く有名作ですもんね。
今回始めて読みますが、いろんなところでオマージュされているので、どういう内容かは知っていました。
読んだことがあるものですと、有栖川有栖さんの『モロッコ水晶の謎』の中の『ABC キラー』、倉知淳さんの『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』の『変奏曲・ABCの殺人』などでしょうか。

モロッコ水晶の謎
有栖川有栖さんの『モロッコ水晶の謎』を読みました。先日の『スイス時計の謎』と同じ『<国名シリーズ>』です。9冊合本版のラストです。悲しい…。今回も短編集、全部で4つの話が入っていました。1つ目は『助教授の身代金』。『金田一少年の事件簿』の、…
豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件
倉知淳さんの『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』を読みました。倉知さんの小説は初めてです。なんともなんとも直球なタイトル…。なぜか私の Kindle にずっと『おすすめ』として表示されていました。以前、早坂吝さんの『○○○○○○○○殺人…

中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男』も、その系譜ということでいいんでしょうか?

連続殺人鬼カエル男 完結編
中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男 完結編』を読みました。中山さんの小説は『殺戮の狂詩曲』以来です。あぁ、『完結編』…。『カエル男』の物語が終わってしまいました。このシリーズは、中山さんの作品の中でも殺し方が結構グロい方ですし、今回もまぁそ…

いろんな作家さんがこの作品をもじって書くということは、やっぱり名作なんでしょうね。
今回読めてよかったです。

で。
A の町の A のイニシャルから始まる名前の人が殺され、B の町の B のイニシャルから始まる名前の人が殺され、C の町の C のイニシャルから始まる名前の人が殺されます。
それは知っていたんですけど、その『イニシャルの一致』ということをとりあえず無視してみると、いかにも怪しい人が一人いました。
「ヤツが犯人か?」と思いながら読んでいたところ、案の定そうだったので胸をなでおろした次第です。
まぁ、それもこれも、先程挙げた作品などを読んでいたからわかったんだと思いますが。
しかし、これが発売された当時はみんな驚いたでしょうねー。
すごいアイディアだと思いました。
A から C までは意外とあっさりな感じでしたが、D でちょっとひねってくるところが、またすごいです。
しかも、「自分が犯人ではないか」と悩んだ挙げ句自首してくる人までいるとは。
意識がない間があるというのは、本当に恐ろしいでしょうね…。
いわゆる『多重人格』モノなどだとそういう設定がよくありますが、今回のような病気でもそういうことがあり得るんですね。
しかし、『とばっちり』で殺された人たちは本当に不幸じゃないですか…?

アガサ・クリスティーさんは、『アクロイド殺し』『オリエント急行の殺人』でもなかなか物議を醸しそうなネタで作品を夜に送り出しています。

アクロイド殺し
アガサ・クリスティーさんの『アクロイド殺し』を読みました。アガサ・クリスティーさんの小説は『春にして君を離れ』以来です。またまた読みました、アガサ・クリスティー。やっぱりおもしろいですね、今まで読んでこなかったのが残念で仕方ありません。まぁ…
オリエント急行の殺人
アガサ・クリスティーさんの『オリエント急行の殺人』を読みました。アガサ・クリスティーさんの小説は『アクロイド殺し』以来です。これもめちゃくちゃ有名な作品ですよね…。恥ずかしながら初めて読みましたし、この『オリエント急行の殺人』が『このパター…

今回の『ABC 殺人事件』もすごく斬新なネタ(当時)ですよね。
残念ながら、一度見てしまうとインパクトが強すぎて忘れられないので、類似のネタが『オマージュ』や『パクリ』になってしまいますが。
これらが一人の作家から出された小説だなんて、本当にすごい。
まさに『ミステリーの女王』に呼ばれるにふさわしい方だったんですね。

もう2冊買ってあるので、もうちょっとの間アガサ・クリスティーワールドに浸れそうです。

さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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