60歳から女性はもっとやりたい放題

読んだ本

和田秀樹先生の『60歳から女性はもっとやりたい放題』を読みました。
和田先生の本は『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』以来です。

感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版
和田秀樹先生の『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』を読みました。和田先生の本は『「寝る前の30分」が自分を変える!』以来です。『感情的にならない』…なんて魅惑的な言葉でしょうか…。特に自分に余裕がなくなると感情的になってしまうよう...

和田先生の『60歳シリーズ』、今回は女性に特化した内容のものでした。
…私はまだ40代半ばなんですけど、こういう本を読むのがなぜか好きなんですよ…。
小学生の時から、母の『ESSE』や『すてきな奥さん』なんかを読むのが好きだったんですが、そこからある意味順調に年齢を重ねた結果、ということなんでしょうかね…。

和田先生は精神科医でいらっしゃいますが、高齢者医療の専門家でもいらっしゃるので、これから高齢者になろうとしている人たちへの本もたくさん書かれています。
そんな和田先生が老人専用の病院などでよく感じたのは、やっぱり高齢者に付き添いをしている人はほとんどが女性だ、ということだそうです。
まー…そうですよねー…。
今、『性別で何か役割を課す』というのは結構タブーとされてきてはいるものの、こと『介護』の部分に関しては、やっぱり女性が圧倒的に多いとのことでした。
『60歳を過ぎたら、やりたくないことはやらない』。
それは、自分の親の介護だとしても、長年連れ添っているであろう夫の世話だって、やりたくないんだったらやらなくていい、と。
…こうはっきり言ってもらえると、なんだかちょっと気が楽になりますね。
もちろん、やりたくて甲斐甲斐しくする分にはまったく構わないです。
でも、第二の人生はまさに『自分のもの』『自分【 だけ 】のもの』だということを念頭において、やりたくないことはやらないでいこう、というのが今回の大きな内容だと思いました。

老後に向けてお金を貯めたり、などもある程度は大切ですが、20年後に使えるように大金を残したとき、20年後に生きてる保証・元気でいる保証はないわけですから、できるだけ今使えるものは今使ってしまおうという、というメッセージがありました。
なんだか、今まで叩き込まれてきた『常識』と逆な感じがしますが、でも本当にそのとおりですよね…。
いわゆる「天国にお金は持っていけない」という話です。

後は、やっぱり『前頭葉を活性化させるのが大事』というのは納得です。
樺沢先生もよくおっしゃっていますが、『アセチルコリン』を活性化させることが大事です。
散歩のコースを変えてみるとか、着たことない服を着てみるという、ちょっとしたことだとしても、少しは活性化するんだそう。
好奇心を失わずに生きていければ、老後は楽しくなっていくとのことでした。
意欲の低下を招けば、鬱やメンタルの病気になりやすくなってしまうので、そういう意味でもちゃんとアセチルコリンを活性化しようとのことです。

先日ちょうど読んだ『人はどう死ぬのか』にも書いてありましたが、やっぱり病院に行ってしまうことで治療せざるを得なくなってしまうし、薬を5種類以上飲むと転倒のリスクが増えるということも書いてありました。

人はどう死ぬのか
久坂部羊さんの『人はどう死ぬのか』を読みました。久坂部さんの本は初めてです。タイトルはなんかちょっと怖い感じで、以前読んだ上野先生の本みたいな感じなのかなと思ったんですが、ちょっと違いました。フォーカスされていたのは『死んだ時の状態』『死ん...

なるほどなーと思いましたね。
私自身は今まだ44歳なので、60代までまだ15年以上あります。
それでも、今のうちからちょっとだけでもできるようなことがあれば、少しずつ取り入れていきたいなと思いました。 

『悪玉コレステロール』という名称で言っているのは循環器内科の先生だけだし、コレステロールが高すぎるのもダメですが、低すぎるのも害悪があるということもよくわかりました。
『高齢者の血圧問題』なんかも、読めば「なるほどなー」と納得します。
そもそも60歳を過ぎたら、栄養が不足しているとどこかしら体調はおかしくなるということを、ちゃんと覚えておこうと思います。
仮にコンビニのお弁当だったとしても、ちゃんと3食食べていろいろなものを食べていこうと思いました。
60歳になったときにどうなっているか全然わかりませんが、まぁできる限り元気で暮らしていたいなと思いますね。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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