24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力

読んだ本

堀田秀吾さんの『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』を読みました。
堀田さんの本は初めてです。

表紙を見て「海外の翻訳本かな」と思っていたんですが、違いました。
やっぱり『集中』などのキーワードが入っている本は、つい読んでしまいますね…。

内容としては、見たことがあるものもありましたが、おもしろいものもたくさんありました。
エビデンスとして、いろんな研究の結果がふんだんに盛り込まれていてよかったです。
中には「本当にそういう結果になるの!?」と思うようなこともいくつかありましたが。
でも、まぁ科学としては確率が高いと示唆されているところから試していくのが王道だと思うので、そのつもりで私もやっていきたいと思います。

初めて聞いた単語としては、本の後半の方にあった『満足者』と『追求者』という部分です。
『追求者』というのは、そのときに取れる選択肢のすべてをよく吟味して、最高の結果を求める人たち。
『満足者』というのは、スピード重視でささっと決断して、それ以降にいい選択肢が現れたとしても「あのときはベストな選択をした」という自負を持って満足する人たちのことだそうです。
私は多分、どちらかというと『満足者』なんじゃないかなと、自分では思っています。
必要な要件を挙げて、それに合致するものであればまぁいいかな、っていう感じ。
もちろん、製品なんかは後になればなるほどいいものが出てくるのは当然なので、そのあたりを加味して、何年か経ったら買い換えればいいかなと思っています。
ささっと決めて、早めにその方向に修正して行った方が幸せになれるかなと思っています。
座右の銘は『先手必勝』なんですよねー、いいときも悪いときもありますが。
今回はそういう単語があることを知らなかったので、とてもおもしろいと思いました。

「自分は自分の意志ですべてを決定し、満足した人生を歩んでいる」
そう思うことができれば、不満や不安は消え、より目の前のことに集中して、24時間を生きつつことができるはずです。
…まぁ、分かってはいるんですが、なかなかできないですね…。
難しい問題だと思います。

人間関係についてもいくつか書いてあって、自分にとって八つ当たり的な攻撃をしてくる人や言いがかりをつけてくるような人、そういう人たちとは関わらない方がいい、と。
確かにそうですよねー。
ただ、『自分の子供』にされたらどうしましょうかね…。
うちの息子にはよく言っているんですけどね。
「フキハラするんだったら一緒に暮らしたくないです」って。
でも、やめてくれないんですよねー、困った。
受け流せるようにがんばるるしかないかな…。

マルチタスクはダメだということや、集中力が切れたら短時間のランニングなどの運動をするみたいな話もありました。
あとはイフ・ゼン・プランニング(IF – THEN プランニング)の話は、結構重点的に書いてありました。
イフ・ゼン・プランニングについては結構前からやるようにしていて、Google カレンダーでやる時間自体をブロックしてしまっていているので、「アラートが来たらすぐ動く」と自分の体がなってきています。
いろんな本で紹介されるだけあって、かなり有用だと思いました。

問題としては、「24時間集中して生きていけるようになりたい」と思うものの、「何に集中すればいいんだろう」って思っているところ、ですかね…。
仕事もね…とてもありがたいことにいろいろいただけるので、もちろん集中してやるんですけどね…。
かといって「24時間集中するか?」と言われれば、ちょっと疑問も残りますし…。
今、生活にそんな大きな不満はないし、この生活幸せな生活がずっと続けばいいなとは思っているんですけど…。
ハングリー精神がなくてダメですかね…、うーん。
そこが、悩みどころでもあります。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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