2時間で一気読み 13歳からの政治の学校

読んだ本

橋下徹さんの『2時間で一気読み 13歳からの政治の学校』を読みました。
橋下さんの本は初めてです。

橋下さんご本人についてはいろいろ思うところがないわけじゃないですが、今回のこの著書はとてもわかり易い文章でスラスラと読めてありがたかったです。
『学校』という誰しも経験したことのある場所を例として解説されているので、本当にわかりやすかったんですよね。
『2時間で』というタイトルでしたが、1時間弱ぐらいで読むことができました。

私自身は、高校のときの社会の先生から「何があっても必ず選挙にだけは行け」「白票でもいいから投票に参加しろ」と何度も何度も言われていたので、選挙を一度も棄権したことがないです、多分。
(引っ越しとかそういう関係でも、多分大丈夫だったと思います…多分)
そのときの先生にはとても感謝しています。

確かに、この本にもありましたが、「自分が投じたたった1票によって日本が動くことなんてない」という気持ち、抱いてしまいそうになりますよね…。
「白票でもいいから入れろ」と言われたけど、白票って一体何になるの? という気持ちも、少なからずありました。
そのことについても書かれていて、『白票は、「候補者の中から選びたい人はいません」という意思表示。今回当選した人に対しても、その白票はいつなんどき他の候補者に流れるかわからない、というプレッシャーとなる』と書かれていました。
感覚としては知ってはいましたが、実際に政治家として活躍されていた人がそう言うんですからそうなんだろうな、と。
本書には『選びたい人がいないんだったら、自分が立候補すればいい』と書かれていたんですが、それは絶対に嫌なんですよね…。
向いていなさすぎて病んでしまいそう…。
でも、白票でもいいのであれば、やっぱりこれからも投票し続けようと思えます。

しかし、まー「政治家になりたい」という子供、いないですよねー…。
今までの同級生でもそんな話聞いたことないですし(実際どうなのかは知らないですが)、息子娘の同級生でそういう話をしている子がいるというのも聞いたことがありません。
「政治家になりたい」なんて言ってるの、クレヨンしんちゃんの風間くんぐらいじゃないですかね…?
まぁ、最近で言えば『女の国会』や『総理にされた男』なんかの小説を読んで、『金』と切っても切れない職業なんだな、とは思いました。

でも、本書を読んで、外国では議員としての報酬がほとんどなかったりとか、そういうボランティアっぽい感じでやっている国もある、というのを知ることができたのは良かったかなと思いました。
日本ですと、『料亭』で高い料理を食べながら政治談義をするという風習が根強いらしく、だからこそ金がすごく必要になる、書かれていました。
なんだかなー、と思いますね…。
でも、だからって急に報酬額を引き下げたりしたら、今度は誰もやらなくなってしまいますね…。
あまりにも金にまみれすぎていてまともに見られなくなってしまっていますね。
どうしたらいいんでしょうねー。
まぁ、そのような報酬がほとんどないような国でも、ちゃんと政治が成り立っているのであれば、そういう国を参考にして少しずつ変えていってほしいなとも思うんですけどねー。
でも、その変えていく本人たちが、自分たちに不利な方に変えていくはずもないですよねー…。

あとはネット投票について。
私としては、これは是非とも実現してほしいと思います。
実現しない理由がいくつかあるんでしょうけど、『高齢者に不利になるような選挙方法を導入したくないから』と『投票率が増えると、今まで投票しなかった人たちが与党以外に投票するかもしれないから』いう理由だと。
なるほどなー…。
でも、やっぱりネットで投票できるんだったら投票率はあがるでしょうし、実際マイナンバーカードが運用されているわけですから、その仕組みを使ってできないはずはないとのこと。
なんだかんだ文句つけてやらないわけですね。
なので、もしネット投票をガンガン進めてくれる人がいたら、投票したいなって思っちいそうです。
まぁ、ネット投票うんぬんじゃなくても、紙の投票用紙を1枚1枚確認するというとってもとっても非効率なことをずっと続けていることに対しては、ずっと疑問に思っていました。
20年以上前の大学の頃から、「オンラインに繋がないでスタンドアロンの状態で、フォーム的なシステムで投票して、ハードディスクをバイク便とかで送ればいいのでは…?」と思っていたんですが…。
まぁ、技術的な問題じゃなかった、ということだったんですねー。

「日本ではなぜ総理大臣を国民が選べないのか」や「日本(直接民主政)とアメリカ(間接民主制)の違い」みたいなこともちゃんと書いてありました。
多分、ひょっとしなくても、授業で習ったんだろうな…とは思いつつ、まったく理解していなかったことが分かったので、本当にとても良かったです…。
大人になった今こそ、ちゃんと理解していないと大変なことなのかもしれないですね…。

本書の内容としてはとってもおもしろかったんですが…なんかより一層希望が持てなくなってしまったな…という感は、正直ありますね…。
でも、この間の東京都知事選や、先日の参議院選など、『新しい風』を吹き込もうとする候補者も出てきているので、そういう人たちが今までの政治家・抵抗勢力的な感じの人たちに潰されないように、こっちは投票で援護していかなきゃいけないんだな、というのは分かりました。
その時にも、その候補者の言っていることが本当に正しいことなのか、見極められるようになっていないといけないですね…。
難しいな…。

今日女性が投票権を得ているのは、先人たちが血や涙をたくさん流して勝ち取ってくれた結果なわけだから、そんな貴重なものをドブにしてるような行為はしないでほしい、と女子高時代に何度も聞かされていました。
そういう風にちゃんと言ってくれる先生がいたことは、私にとって本当に良かったんでしょうね。
小泉先生ありがとうございました、これからも投票にはちゃんと行こうと思います。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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