名郷根修さんの『10x 同じ時間で10倍の成果を出す仕組み』を読みました。
名郷根さんの本は初めてです。
いやー、難しいです!
でも、言っていることはごもっとも! という感じでした。
この本の一番のメッセージがまさに『2倍・3倍でなく、10倍』ということです。
確かに「今の売り上げを2倍にして」と言われたら、長時間労働でカバーしてしまいそうな気がします。
でもそうでなくて、「10倍にして」と言われたら、長時間労働でカバーすることはせずに、何か仕組みを考えたり外注などで他の人の手を借りたり、いろんな方法を模索しなきゃいけないですよね。
「確かにそうだなー」と思いながら読んでいました。
で、自分が好きで得意で社会貢献できてお金になることだけに注力するために、当てはまらない仕事は他の人に任せる仕組みを作る。
これがとても難しいですね…。
私自身がすでに『外注業者』なので、次へ『孫請け』的なことはなかなかできないなー、というのが現状です。
でもまぁ、『外注』以外の仕事を探してみたりなど、考える価値はあるかもしれない、とは思いました。
一番びっくりしたのは、「年収を10倍にする」という仕組みを、どれぐらいの期間で叶えるように考えるか? ということでした。
こういう本を読むと、やっぱりすぐにでも実行させて、数ヶ月後には10倍…みたいなイメージなのかと思いきや、別に25年かかろうがそれでも構わないと。
その点には、なんだか目覚めさせられたような気がしました。
要するに、そういう『自分の仕事』に注力して他の人に任せる、という仕組みを考えるということ自体が必要だ、ということが書いてあって、なるほどなと唸りました。
普段何気なく仕事をしていると、どうしても目の前のことだけに流されてしまって、全体的に包括的に考えることをやめてしまう・そこまで考えられない状態になってしまいます。
気合とか根性とかで乗り切るのをやめて、『仕組み』を構築することを考え続けて行かなければいけないな、と思い知らされました。
まぁ、気付きは得られたってことです。
ここからどうするか、ということなんでしょうね…。
難しい、でも、考え続けようと思います。


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