金を使うならカラダに使え。老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方

読んだ本

堀江貴文さんの『金を使うならカラダに使え。老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方』を読みました。

堀江さんの本は以前『多動力』を読んだきりだったような気がします。
著書も多く、しかも効率的に執筆をしているとのことで、多忙な中でも年間何冊もの本を出されている、と書いてあったような気がします。
すごいですね…。

この本が私にとって Kindle 復帰第1号です。
それより前の60冊以上、すべて小説ばかりだったので、久しぶりに小説じゃない本を読みたいなと思って選びました。

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ここしばらくはずっと Audible の朗読に浸っていたんですが、Kindle の読み上げでもそんなに違和感なく聞けてよかったなと思います。
やっぱり Kindle いいですねー。
まぁ、この本は Audible の読み放題対象にもなっていましたけどね。

この本は医師や医療関係者に対してインタビューをしてまとめた『予防医療』に関することがたくさん書いてある本でした。
『予防医療』っていうと、正直「お金に余裕がある人がやるもの」というイメージがありましたが、必ずしもそうではなかったのが私にとっては発見でした。
我々が身近なところから始められそうなものもたくさんありました。
例えば「ちゃんと歯間ブラシとかフロスを使う」だったり、「いろんなことに好奇心を持つ」とか、「睡眠を削らない」とかもあって、「これならすぐに取り入れられそうだな」と思うことがいくつかありました。

まずは歯の項目。
やっぱり歯はとても大事だし、歯石を定期的に取りに行くのも本当に大切みたいですね。
今は認知症の原因が『アミロイドベータ仮説』といってアミロイドβ蛋白が頭の中にたまってそれを除去しきれていないから認知症が発生するという仮説が一番確からしいみたいです。
それ自体は知っていたんですが、その『アミロイドベータ仮説』もまだあくまで仮説の領域を出ていないらしくて、他にも原因があるんじゃないかと言われているみたいです。
その一つが『歯周病菌』らしくて、やっぱり歯周病を防ぐためには歯石をちゃんと取り除かなきゃいけないようで。
本当はフロス以外に歯間ブラシも使った方がいいみたいなんですが、とりあえずフロスだけでもやらないよりはいいと思うので、フロスはこれからも続けていこうと思いました。

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次は聴力について。
補聴器って片方10万から20万もするんですね!
しかも、×2で買わなきゃいけないものだから、かなりの高額になるみたいです。
別に医者にかからなくても買えちゃうらしくて、自分にちゃんと合っているかどうか、ちゃんと判定してくれる人がいなくても持つことができてしまうようで。
調節しないまま使い続けている人が多いらしくて、日本では補聴器の満足度がものすごく低くなっているとのこと。
これも知らなかったです。
私は今のところ聴力は大丈夫かなと思っているんですが。
聞き間違いとか多いけど、それは私の聞く力がそもそも低いのかなと思っています…。
なんせ、10代の頃からそうなので…。
でも、気をつけておいてなんか異常が感じられたらすぐに対処できるようにしておきたいですね。
あと、補聴器買う時は必ず耳鼻咽喉科に行こうと思いました。
聴力はそれこそ認知症にも影響するし、老後の QOL にも大きく関係する項目なので、いろいろ知れてよかったです。 

視力の分野に関して。
『眼内レンズ』は聞いたことがあったけど、ちょっと手術を想像すると怖いなと思ってしまいます。
15年以上前に、レーシックの手術の密着記事みたいなものを読んで、想像で貧血を起こしそうになったことがありました。
なので私は無理かなと思っているんですが…。
眼内レンズがもうちょっと手軽に入れられるんだったらいいなと思うんですけど、今以上に手軽にするのは無理ですかね…?
眼内レンズは1回入れたら結構長い間、20年とかもつみたいなので、まぁ60歳過ぎぐらいに検討するのもありなのかな、と。
『先延ばし』ですけどね…。
聴力と同様に視覚の刺激が少なくなると、やっぱり急に脳に刺激がいかなくなって、認知症のリスクとかも増えそうですね。
あとは毎日少しずつ変わっていって、更に他人から指摘されるのものでもないので、『自覚症状が出にくい』というのは心に留めておきたいなと思いました。 

健康診断の項目については、正直耳が痛かったですね…。
結婚して子供を産んでからは、やっぱり子供の世話にかかりきりだったし、下の娘が小学校に入った今年でも、なんだかんだいって「めんどくさいから」って健康診断受けてないんです…。
まぁ本当は良くないんだろうなと思っているんですが…。
「来年は頑張ろう」って毎年思うんだけど、普段健康なのでどこの病院に行ったらいいかもわからないから、ついついスキップしちゃうんですよね。
…いや、健康診断の案内に実施している病院のリストは同梱されているんですけど。
内科ってだいたい具合悪くなった時に行くので、だいたいみんなゴホゴホしてる人が多いから、健康なときにあまり行きたくないっていうのもあります。
どうしようかな…どこに行くのがいいんですかね…、悩ましい。
もうちょっと真剣に情報収集してみようと思います。

あと、サプリメントなどの高額っぽい先進医療みたいな話は、正直ちょっとよくわからなかったです…。
まぁ、やっぱり運動がいいっていうのは、この先もきっとずっと変わらない定説だと思うので、とりあえず毎日運動をするというのは続けていこうと思いました。

それ以外にもボトックスの注射の話とか、歯は結構ヒビが入ってるとか、私が知らなかったこともたくさん書いてあっておもしろかったです。
意外と短い時間で読めたし、またちょっと時を置いてもう1回読み返したいなと思いました。
ただ、この手の本って情報の更新頻度も早くて高いですし、次に読むときは古い情報になってそうな気もしちゃいますね。
こうやって自分で調べて試して、本にまとめて教えてくれるのは、本当にありがたいと思います。

[AD]金を使うならカラダに使え。老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方
さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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