誘拐遊戯

読んだ本

知念実希人さんの『誘拐遊戯』を読みました。
知念さんの小説は『レゾンデートル』以来です。

これはねー…読み終えてから「これからどうするんだよ…」と思ってしまった、というのが率直な感想です。
主人公は余命いくばくもなく、余生を穏やかに娘と共に過ごせると思っていたはずなのに…。
そんな過ごし方は到底許してもらえないようなことが起きてしまいました。

ものっすっごく個人的な話なんですが、私自身自他ともに認めるメガネ好きなんです。
で、そのルーツは自分の父親にあると思っています。
要するに、自他ともに認めるファザコンなわけです。
なので…まー、少しは気持ちわかるんですけど、さすがにこれはやりすぎでしょう…と。
父親にしてみれば、まぁ『娘には到底許されないであろうこと』をやってしまったという負い目もあるでしょうから、その部分についてはちゃんと受け止めてほしいな、とは思うんですけどね。
さすがに、家族の間だけでは収まりきらないことなので、どこの先どうするのかなーと。
本人は、まぁ「覚悟はできている」みたいな感じなのかもしれないですけど、かといってねぇ…。
本人の覚悟だけではどうにもならないような事態なわけですよねー。

今回の一連の事件、一番のメインは、結局『楓さんの住所を知りたかった』ということなんでしょうか?
いくら『スパイアプリ』をインストールしたからといって、彼女の住所がどこかに入力されていたわけでないのであれば、今回のような事件を起こさざるを得なかった、ということでしょうか。
それにしても、ねぇ…。
いろんな才能を持っている子のようですが、その才能を活かすというのはいいことだと思いますけど、もうちょっと違う方向に活かして欲しかったですね…。

先日読んだ法月綸太郎さんの『誰彼 新装版』では、遠く離れて暮らしていた3人の兄弟の顔がとても似ている、という設定でした。

今回は『兄弟』ではかったですけど、『あの人たち』に会いに行った時に「なんかちょっと似てない?」みたいな話にはならなかったのかな、とちょっと思いました。
まぁ、性別も違うから、そこまでではないのかなー。
ちなみに、私は父とよく似ているらしく、父と私の両方を知ってる人に会うと「似てる」と笑われるレベルなんですよね。
なので、そういうことはなかったのかな、とふと思いました。

まーー、要するに不倫なんかしてはいけない、というまとめになるんでしょうね。
まとめが乱暴すぎますけど(笑)。
特に、娘さんがいるお父さんは本当に嫌われると思いますので、注意が必要ですね。

Kindle Unlimited で読みました。

[AD]誘拐遊戯
さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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