支倉凍砂さんの『狼と香辛料 X』を読みました。
狼と香辛料 IX 対立の町
支倉凍砂さんの『狼と香辛料 IX 対立の町<下>』を読みました。 『狼と香辛料 6』くらいからずっと根底にあった謎がようやく解き明かされたって感じの話でした。北部と南部で対立している町で幻と呼ばれる『イッカク』を巡ってさらなるい
今回の話、なんだかかなり好きです。
なんででしょうね?
ホロがなんだかんだ言って優しいからですかね?
前巻の町で『狼の骨』の噂を聞いたロレンスたち。
ホロは、その骨が仲間のものなんじゃないかと疑っています。
たどり着いた雪深い修道院。
その土地は羊飼いたちの『故郷』になっていますが、
今は経済的に困窮しているため
『ルウィック同盟』という経済同盟から狙われています。
ロレンスたちは、その羊飼いたちの故郷を守ってほしいと
羊飼いのハスキンズから頼まれます。
そして、彼もまた…。
最後の決着の付け方が、なんだか好きなんですよね。
実際にその場にいたら大変なことになってると思うんですけど、
あくまで話だけ聞くと、なんかかわいいなぁって(笑)。
わーってきてどどどーーーって感じだったんですかね。
ぼーんって。
…この語彙力。
ホロよりも年上の人に対して、ホロが少し気を使っているというか、
少し経緯を持っているというか。
そういう側面を見られたのもなんだかおもしろかったです。
次巻も楽しみです。
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