和田秀樹先生の『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』を読みました。
和田先生の本は『「寝る前の30分」が自分を変える!』以来です。
『感情的にならない』…なんて魅惑的な言葉でしょうか…。
特に自分に余裕がなくなると感情的になってしまうような気がします。
私は、朝起きてすぐに15分瞑想をするようにしているんですが、それを続けるようになってからはなんとなく感情的になりにくくなったような気がします。
…ただし、あくまで『気がする』レベルです。
しかも、私は結構感情的になりやすいタイプだと思うので、状態が普通の人の普通のレベルなんじゃないかなと思っています。
道のりはまだまだ長いです。
今回のは『ハンディ版』とのことで、『通常版』とどれくらい違うのかはわかりませんでした。
手で持ち運べる感じのコンパクトなものなんですかね。
Kindle で読んだのでちょっとわからなかったです。
書いてあることは、正直まぁよくある感情をコントロール術みたいな感じはありました。
でも、本書の中では「教科書的に使うのではなく、なんかイライラしてしまった時に『こういう方法もあるんだよ』的な感じで使ってほしい」というようなことが書いてありました。
その言葉にも象徴されるように、和田先生の優しさをしみるように感じられた一冊だったと思います。
やっぱり気持ちに余裕がないと人には優しくできないですし、余裕がないと自分も感情的になってしまうという面が強いので、そこは気をつけたいなと思いますね…。
まぁ、その『気をつける』というのが難しいんですが。
「今、感情的になっているな」と気付けるようになることが大事だなと思いました。
あとはまぁ、うちの息子ですかね…。
うちの小6の息子はいわゆる『発達グレー児』なんですが、知的面では問題は多分ないものの、カッとなって感情的になりやすく、すぐに暴言を吐いたりしてしまいます。
今までもアンガーコントロール的なことはいろんな先生から言われているんですが、なかなかうまくいかないですね…。
感情的になった時に、一旦冷却する、深呼吸をする、場所を変える、そういうことができるようになってほしいなと思うんですが…。
まぁ、大人でも難しいので、求めすぎるのは酷かもしれません。
この本は結構わかりやすい文章で書いてあったので、息子に読んでもらうというのも一つの手かなとは思いました。
まぁ、長い目で見て少しずつ改善されていけばいいかな、って今では思えるようになりました。
これから少しずつ脳が成長する(と思う)ので。
感情的にならないようにする方法がさまざま書かれていたので、いくつか項目をピックアップして、できてなさそうなところを試していくみたいな感じで、少しずつやっていけたらいいなと思います。
こうやって一冊にまとまってると、「ここを見れば何かしらある」っていう安心感がありますね。
Kindle Unlimited で読みました。
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