西村京太郎さんの『仙台青葉の殺意』を読みました。
西村さんの小説は初めてです。
西村京太郎さんといえばトラベルミステリー。
小説は読んだことなかったんですが、私の母がいわゆる『2時間ドラマ』が大好きなタイプだったので、よく一緒に見ていました。
この『仙台青葉の殺意』は見たことはなかったんですが、十津川警部シリーズはもちろん見たことがありました。
十津川警部はたくさんの俳優さんが演じられていますが、私がよく見ていたのは渡瀬恒彦さんの十津川警部ですねー。
後は、高橋英樹さんかな。
なので、今回は十津川警部を渡瀬恒彦さん、亀井刑事を伊東四朗さんで想像して読みました。
…渡瀬恒彦さん、亡くなったんですもんね…。
もう、渡瀬さんの新しい十津川警部は見られないんですもんね…。
今回は、完全にタイトルの『仙台青葉の殺意』に惹かれて読みました。
私の実家が仙台にあるからなんですけど。
(親が転勤族だったので、『地元』と呼んでいいのかすごく迷う…)
仙台『青葉』というタイトルから、青葉区がメインの舞台なのかなと思って読んでいたんですが、秋保温泉がたくさん出てきていました。
秋保は仙台ですが、太白区なんですね(知らんかった)。
青葉区にも作並温泉があるので、そっちじゃダメだったんか、と思ってしまいましたが。
(作並も結構遠いけど)
物語は不思議な導入でした。
十津川警部のもとに、まったく知らない人から「葬儀に出席してほしい」という電話が来ます。
心当たりはないものの仙台で行われたお葬式に参加し、やっぱり知っている人物ではなかった、と。
亡くなった男性の奥様から男性の手帳をいただき、それを読みながら帰路いついたところ、車内で急激な眠気に襲われてしまいます。
目を覚ましたときには、その手帳が消えていて…、と。
その後東京でも殺人事件や火災が発生し、そこからその手帳の切れ端が見つかったりして、仙台の葬式との関連性が浮かび上がってきます。
手帳を盗まれちゃったのは痛かったですね…。
しかも、その盗難も実は…という感じで、なかなか想像できない展開でした。
そもそもなんですが、やっぱり未亡人って怪しいじゃないですか(偏見)。
最初に亡くなった男性・田中伸彦という男性は、地元で食品会社を経営していたらしく、多分お金持ちです(笑)。
しかも、未亡人になった奥さんの啓子さん、旦那さんよりも30歳近く若いんですよ。
これは何かを感じますよね(笑)。
でもそれは完全に勘違いで。
旦那さんのために『あんなこと』までするなんて…。
よっぽどいい旦那さんだったんでしょうね…。
最後は残念な結果になってしまったので、他にやりようがなかったのかな、とは思ってしまいました。
自分が奥さんの立場だったら、そこまでできたかな…と。
正直、仙台じゃなきゃいけないポイントはあまり感じられなかったんですが(笑)、でも楽しく読むことができました(殺人事件ですけどね)。
結構淡々とストーリーが進む感じだったので、逆にちょっと新鮮でした。
この『仙台青葉の殺意』、調べてみたところ高橋英樹さんで映像化されていたようです。
ごめんなさい、渡瀬さんで想像しちゃってました…。
今回は Kindle Unlimited で読ませてもらったんですが、まだたくさんあるみたいなので、また機会があったら読みたいなと思いました。


コメント