パソコンを買い替えました。





で、今回は肝心のバックアップ関係について語らせてください。
これまで使っていたマウスコンピューターのパソコンがある日突然使えなくなりました。
四半世紀パソコンを使ってきて、こんなことは初めてだったので、本当にびっくりしました。
でもそれは、多分今までが運が良かったってことなんでしょうねー。
今までそんな感じだったので、ほとんどバックアップは取っていませんでした。
なので今回、かなりの環境を再構築する羽目になりました。
その教訓から、まーそれなりにバックアップをとる体制を作りました。
といっても、RAID で…とか、そんなに厳密にやるわけではなく、それっぽくやるだけです。
自分の備忘録も兼ねて、ということで。
まず、利用するのは Microsoft の『OneDrive』です。
使用しているのが Windows のパソコンですし、Microsoft 365にも入っているのでお手軽にバックアップしてくれます。
ただ、デフォルトの設定のままだといろいろ不都合があるので、変えていきます。
バックアップをお願いしたい場所は3箇所。
- デスクトップ
- マイドキュメント ←『ドキュメント』ではない
- ピクチャ
です。
まず、『デスクトップ』。
私は、現在作業中の仕事については、デスクトップ上にフォルダを作ってそこにおいていました。
なので、最悪デスクトップのファイルがあればなんとかなります。
仕事がないときは、デスクトップにはゴミ箱くらいしかありません。
思う存分壁紙を鑑賞できる環境になっています。
ネットでなにかダウンロードすると、デスクトップに置くようになっています。
そこから必要なところに振り分ける感じです。
…夫はデスクトップに何でも置く派なんですよねー。
『新しいフォルダ』がたくさんあるタイプです。
まー…私のパソコンじゃないので、何も言いません。
次が『マイドキュメント』です。
これは、デフォルトで存在している『ドキュメント』とは違います。
『ドキュメント』は、なんか他のアプリケーションのものが勝手にガンガン置かれたりしますよね?
気づいたら、Kindle のフォルダとか Office のテンプレートとかのフォルダが勝手にできあがっていて、本当に気持ちが悪い。
私の聖域なので勝手に触らないでほしい。
というわけで『ドキュメント』ではなく『マイドキュメント』を自分で作成して、その中になくしたら困るものを入れています。
具体的には、
- 仕事用に自分で作ったツール
- Excel のリボンのバックアップ
- Excel の個人マクロブック(PERSONAL.XLSB)
- 使っているランチャー
- 使っているストップウォッチのアプリ
- 秀丸の設定のバックアップ
- 自分で作った秀丸マクロ
- 自分で作ったバッチファイル
- GoogleIME の設定と辞書のファイル
こんなところです。
Excel のリボンのバックアップと秀丸のバックアップは手作業で作り、ここに保存しています。
ランチャーとストップウォッチのアプリは、設定ファイルだけバックアップしても良かったんですが、そもそものファイルが小さかったので、ここに保存しちゃいました。
昔だったら怒られる使い方ですねー。
秀丸マクロはここに保存して、マクロの登録もこの場所にしてしまいました。
GoogleIME のファイルと Excel の個人マクロブックは、毎回起動時にバックアップをとるようにしています。
なぜ起動時なのか。
それは、ただ単にスタートアップでバッチファイルを起動させてるから、というだけです。
多分、タスクスケジューラとかを使えば、シャットダウン前にバックアップとるようにできるんでしょうけど…。
なんか調べてみたけど、よくわからなくってやめました。
まぁ、今回2年くらい前のバックアップからなんとかしたので、数日戻るくらいはいいかなーという感じです。
で、そのバッチファイルも、ここで保存しています。
バッチファイルは4つ作りました。
画面の明るさを変更するものを2つ、パスワードをクリップボードにコピーするもの、後はバックアップをとる用のものです。
そのうち、パスワードをクリップボードにコピーするものは、以前書きました。

このパスワードもね…このファイルを作ってから、作業的にはかなり楽になったんですが、文字列を目にすることもなくなったのでどんな文字列かあんまり覚えていなかったんです。
でも、このファイル自体がなくなっちゃったから…メールを掘って掘って、ようやく見つけました。
これでもうなくすまい。
画面の明るさについては…画面は明るければ明るいほど良い、そう思っていた時期が私にもありました。
でも、今は、夜に明るすぎる画面で作業をすると寝られなくなる。
歳なのか、気づいただけなのか。
わかりませんが、スタートアップに明るさを50%にするバッチファイルを登録しておいて、いつも画面の明るさを高くしすぎないようにしています。
で、18時以降に作業するときは画面の明るさは10%にしています。
とても暗いですがギリギリ見える感じです。
@echo off
powershell (Get-WmiObject -Namespace root/WMI -Class WmiMonitorBrightnessMethods).WmiSetBrightness(1,50)
これを拡張子『.bat』で保存して、できあがったファイルをダブルクリックすると、画面の明るさが50%になります。
…ならなかったらすみません、私のはなります。
最後の『(1,50)』のところを『(1,10)』に変えると、画面の明るさが10%になるバッチが完成します。
で、50%の方をスタートアップに、50%・10%両方をランチャーに登録して、夜になったらランチャーから10%を起動しています。
10%でシャットダウンしても、スタートアップに登録しているので、翌日の起動時には50%に変更されます。
最後はバックアップのバッチファイル。
これもごくごく簡単なものです。
copy 【保存前のファイルパス】 【保存後のファイルパス】
という記述方法なので、それで3つ分書きました。
@echo off
copy "C:\Users\【私の名前】\AppData\LocalLow\Google\Google Japanese Input\config1.db" "C:\Users\【私の名前】\OneDrive\マイドキュメント\大事な物\GoogleIME\config1.db"
copy "C:\Users\【私の名前】\AppData\LocalLow\Google\Google Japanese Input\user_dictionary.db" "C:\Users\【私の名前】\OneDrive\マイドキュメント\大事な物\GoogleIME\user_dictionary.db"
copy "C:\Users\【私の名前】\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART\PERSONAL.XLSB" "C:\Users\【私の名前】\OneDrive\マイドキュメント\大事な物\Excel\PERSONAL.XLSB"
GoogleIME を使っていますが、辞書の情報が『user_dictionary.db』、他の設定情報が『config1.db』らしいので、それらを毎回起動時にバックアップ。
戻すときはそのフォルダにそっと差し入れてあげて、念の為再起動でもすれば大丈夫だと思います。
同じ要領で、『PERSONAL.XLSB』も。
他にもそのうち増えるかもしれません。
…そういえば、『マイドキュメント』はいつ『ドキュメント』になってしまったんでしょうか…?
Windows8 くらいから?
気づいたらいなくなっていましたね…。
久しぶりに会えて、ちょっと嬉しくなりました(笑)。
『ピクチャ』もバックアップを取っています。
実は、今回これがなくなったのが一番悲しかったかもしれないです。
自分で取った写真とかはスマホに保存してあるんですが、壁紙とかねー。
特に、マイニンテンドーとかでもらった壁紙とか、なくなったのが悲しかったです。
別にそんなに壁紙を変えたりしないんですけどね。
持ってるだけで嬉しかったのに。
まぁ、サイトからもう1回ダウンロードできるものはしたので、ダメージは少なくてすみましたが。
まー、いろいろ整理して、バックアップもそれっぽく取ったので、しばらくは安泰でしょうか。
パソコンが起動しなくなったときは本当に焦りましたが、まぁなんとかなってよかったです。
今後はこんな感じで運用していくので、次のパソコンの買い換えのときはだいぶ楽になっている…といいなと思います。
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