Nintendo Switch2 で『ダレカレ』をクリアしました。
前回の『7 days to end with you』のあとにプレイし始めました。

そもそも公式が『全3章、プレイ時間1時間程度』と言っているので、「短いゲームなんだろうな」と気軽にプレイ。
ただ、ページには
『本作はフィクションですが、現実を思い起こさせるような表現を含んでいます。
人によっては心に重く感じられることがあるため、安心できる環境で、心に余裕のあるときにプレイされることをおすすめします。』
とあるんですよ。
一体どんなゲームなのか…と。
こんなかわいい絵なのに、めっちゃホラーゲーとか…?
『ダレカレ』というタイトルだと、以前読んだ法月綸太郎さんの『誰彼』を思い出しました。

そもそも『誰彼』は『黄昏』と同義、「誰なのかわからない」的な意味合いだと思います。
なんか「そういう話なのかな」と思いつつ、ちょっとビクビクしながらプレイしました。
で、結果としては、プレイして本当に良かった。
ただし、確かに『現実を思い起こさせるような表現』がありますね…。
そして、それを書いてしまうと『ネタバレ』になってしまうので、どういうものなのか書けないわけです。
なので、こんな感じでふわっとした注意書きになっちゃってるんでしょうね。
この加減がすごく難しいですね。
ただ、このゲームは、本当に「できれば全員がプレイしたほうがいい」と思いました。
なぜかと言うと。
書き方がすごく難しいんですけど、「誰もがこうなる可能性があるから」ですね…。
もちろん、世の中には『ならない人』もいますし、私も日々『ならない』ようにがんばっているつもりです。
でも、確率を下げることはできても、ゼロにすることはできないですからね…。
ゲームの内容、ある意味凄く『リアル』で、気づいてからは何度も唸ってしまいました。
最初はちょっと怖いんですよ。
なんだかよくわからないし、意味が理解できない。
プレイ自体も、単純ではあるんですけど説明がほとんどないから、何をすればいいのかがまったくわからないこともある。
『当事者』が作った…わけではないと思うんですけど(多分)、でもきっと「こういう感覚なんだろうな」と思ってしまいます。
当然のはずのことなのに、わからない。
それに直面してパニックになってしまう、その感覚が、ものすごくリアルだと思いました。
なるほど、こういう風に感じているのか…と、私はなんだかすごく納得してしまいました。
そりゃ、不安にもなるし、怒りたくもなるし、出かけたくもなっちゃうよな…と。
このゲームにはロジャーという男性とソフィアという女性が登場します。
(日本人じゃなかったのか、とびっくりしました)
最後、ロジャーが泣きながら言う台詞があるんですが…。
うちの父も、同じ経験をしたと言っていたのを思い出して…。
ロジャーもソフィアも、両方とも辛いんだとわかるのでね…。
あー、しんどいです。
どうしてこんなことになってしまうんですかね…。
いや、わかりますよ、いろいろ本を読んで理解したつもりではあります。
予防する方法もいくつか知っています。
でも、先程も書いたとおり、確率を下げることはできても、ゼロにすることはできないんですよ…。
怖いし辛いです。
ゲームをすることで、「急かしてはいけない」「叱ってはいけない」と、今まで読んだ本に書かれていたことがなんだか腑に落ちた気がします。
それがわかっただけでも、このゲームには本当に価値があるなと思いました。
わずか600円でした。
時間と心に余裕があるときに、ぜひやっていただきたいなと思いました。


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