数日前になりますが、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』をクリアしました。
いやー、おもしろかったですね~!
『ゼルダの伝説』シリーズの中で、ようやくゼルダが主人公になったゲームでした。
ゼルダ姫は、いつもはだいたいピーチ姫的な感じで助けられるポジションです。
でも、作品によって立ち位置がかなり変わることもありました。
『大地の汽笛』みたいにガッツリ協力して行動する作品。
『トワイライトプリンセス』みたいにヒロインの座を別の人に奪われちゃってる感じの作品。(ヒロインはイリアではなくミドナです)
『ムジュラの仮面』のようにほぼでてこない作品。
でも今回は、ついに主人公です!
グラフィックはほぼ『夢をみる島』です。
実は先に娘(小1)がクリアをして、楽しかったようなので『夢をみる島』を勧めたんです。
(ラスボス以外のボスは、ほぼ私が倒しましたが)
娘が『夢をみる島』をやっているところを隣で見ているんですが、まーグラフィックはほぼ変わってないですね。
『夢をみる島』は5年前の発売ですが、でも全然問題ないですよ。
ゲームは画質じゃないですよ、うん。
ゲーム開始後すぐに渡される『トリィロッド』という杖で、ベッドや岩や水や敵キャラクターなんかの『カリモノ』を借りて、必要に応じてそれらを組み合わせて謎を解いていきます。
リンクさんが主人公のゲームだと、基本は剣で戦うスタイルなんですが、ゼルダが主人公だと借りた敵に戦ってもらうスタイルです。
これがなかなかもどかしい。
すぐに武力に訴えるのは良くない、という警鐘なんでしょうか。
序盤は強い敵を持っていないので、石やツボを出してぶん投げたりすることも多かったです。(十分武力行使ですけど)
一方で、この世界の通貨である『ルピー』は借りられないんですよね…世知辛い。
ストーリーは比較的単純明快、漢字の上にふりがなを付けられる設定もあるので、娘でもなんとか進められました。
ただ、メニュー画面とかだと一部ふりがなが付いていない文字もあり、そのたびに呼ばれましたね…。
できれば全部にふりがな付けてほしかったです。
あと、カリモノは MAX 100を超えてしまうんですが、それを選択する画面がちょっと不親切だったというか。
一応、借りた順、よく使う順、などでソートできるんですが、できればお気に入り機能が欲しかったですねー。
でも、不満はそれくらい。
様々なカリモノを組み合わせて進むのはとてもおもしろかったです。
解答は1つではない、というのがすごいなと思います。
『ティアーズオブザキングダム』ほどじゃないですけど、組み合わせ次第でいろんなことができるので、工夫するのが本当に楽しいです。
ただ、上でも書きましたが、あまり自分が直接手を下すスタイルではないので、やっぱりもどかしかったです。
ラスダンまでは時間限定で『剣士スタイル』に変身して戦う事もできるんですが、ラスダンではそれが封印されちゃうので、完全に補佐のポジションで…。
まぁ、なんかそれも斬新でしたけど。
今回は、開始直後から『トリィ』という生物(?)が一緒に旅をします。
金色に輝いていて、ちょっと長い尻尾のようなものがあって(徐々に伸びていきます)、一部の人にしか見えない存在です。
「こいつがラスボスだ」と、みんな思ったことでしょう。
家ではみんなでそう思っていました。
なんせ、『マルク』や『マホロア』、『エフィリン』もある意味そうだったと言えますし…。
全部カービィですけど。
でもトリィはラスボスじゃありませんでした。
安心しましたよ…よかったよかった。
エンディング、私も娘も泣きました。
上で『夢をみる島』とグラフィックがほぼ同じ、と書きましたが、主人公のスペック的にはずいぶん違いました。
『夢をみる島』のリンクさんは、冒険直後ツボも岩も草も持てませんし、ロックの羽根がなければジャンプもできません。
でも、ゼルダは最初から何もなくても(トリィロッドはあるけど)全部できるんですねー。
まぁ、ゼルダ姫は有能かもしれませんが、リンクさんは伸びしろがあるってことですね、きっと。
「クリアした」なんて偉そうに書きましたが、一部クリアできていないところもありました。
『フラッグレース』です。
私の実力では無理…。
ショートコースのマスター取れない…、ミドルコースも無理…、ロングコースに至っては
おかげで、ハートのかけら1個、力のかけら3個取れていない状態での終了となりました。
ぐぬぬ…。
まぁ、仕方ないですねー。
サラッとプレイする分には難易度は低めです。
お友達にも気軽におすすめできる作品でした。
あ、そう、今回不満だった点がもう1つ。
絶対に amiibo 出ると思ったのに!
夢島リンクさんの隣に置こうと思っていたのに!
出ないのかなー…、そこはとっても残念です。
今からでもお待ちしていますが。
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