コミック版世界の伝記

読んだ本

私はマンガが大好きです。
物心つくころから家にはマンガがたくさんありました。
父が、多分、ちょっとヲタク気味だったんでしょうね。今思えば。
タッチ、日当たり良好、Dr.スランプなんかは全巻ありました。
気がつけば、私もたくさん集めていました。
今は電子書籍に全部移行しちゃったんですが、
数えたら2,700冊以上ありました。
もう、ひと財産ですね。

が。息子はマンが読まないんですよね。
別にいいんですけど。強制するものじゃないし。
でも、今の子がマンガが読めないって話も聞いたことあるし。
別にいいんですけど。強制するものじゃないし。
でも…。

ということで、今、息子が一番興味のあるもの、
美術に関するマンガを買いました。
コミック版の世界の伝記シリーズから3冊。
『ゴッホ』『レオナルド・ダ・ビンチ』『葛飾北斎』です。

ゴッホの生涯については、
以前読んだ原田マハさんの『たゆたえども沈まず』でちょっと知っていました。

たゆたえども沈まず
原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読みました。いやー、泣きました。 『星月夜』や『ひまわり』などで有名な【 フィンセント・ファン・ゴッホ 】と彼の弟で美術商の【 テオドルス・ファン・ゴッホ 】、日本人の美術商で日本の浮世絵などをパリに広...

あまり飲んだくれている描写はなかったです。
ただ、精神的にちょっと不安定な時期が長かったこととか、
両親からあまり理解されなかったこととかは描かれていました。
すぐに「わーーー」っとなってしまうところとか、
息子は「自分に似ている」と感じたようです。

レオナルド・ダ・ビンチはやっぱりすごい人だったんですね。
結婚せず子供もいなかったとのこと、知りませんでした。
いろんなことに興味を持ってそれぞれを融合させて
素晴らしいものを作り上げている、本当にすごい人でした。

葛飾北斎の生涯は、本当に絵漬けだったんですね。
本当に有名な絵師なのに、
浮世絵自体があまり高値で取引されるものじゃないので
本人はずっと貧乏だったみたいですね。
子供は何人書いたみたいなんですが、
三女である葛飾応為は北斎と一緒に暮らして
ともに絵を描いていたようです。

こういうマンガだと、
サクッと読めて全体像を知ることができるのがいいですよね。
一方で、あまり深掘りされていないのも気になったりしますが。
私が子供のとき、親からナイチンゲールとヘレン・ケラーを
買ってもらったことを憶えています。
特に、ナイチンゲールはマンガだったので結構憶えていたんですが、
彼女が統計学の先駆者であったことは本当に最近知りました。
…一応、ちょっとだけ統計に関わる仕事をしているんですが、
知ったときはびっくりしました。
マンガには書いてなかったように記憶しています。

で、肝心の息子ですが、全部ちゃんと読んだようです。
学校にも持っていって何度も読んでいるようです。
まぁ、買ってよかったですね。
コマ割りとかもちゃんと理解できたみたいです。
よかったよかった。

うちには2,700冊の漫画があるということ、
息子はいつ気付くんでしょうか?
気付いてほしいような、ほしくないような…。

さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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