カラダはすごい! モーツァルトとレクター博士の医学講座

久坂部羊さんの『カラダはすごい! モーツァルトとレクター博士の医学講座』を読みました。
久坂部先生の本は『祝葬』以来です。

祝葬
久坂部羊さんの『祝葬』を読みました。久坂部先生の本は『悪医』以来です。本作は連作短編集でした。「医師になると代々早死する一族である」と自認している男性医師・土岐祐介が、やはり37歳で亡くなりました。一族には、他にも比較的若くして亡くなる『医…

久しぶりに久坂部先生の『小説じゃない本』です。
(と言っても、3冊ぶりですが)

久坂部先生が、人体についての授業をしてくれているような感じでした。
教壇に立つ経験がおありだとのことで、とてもわかりやすく教えてくれました。
私自身は、『高校生物を受講していない』というレベルの知識しか持っていないです。
それでも、最近は興味があっていろいろ本を読んだりしていたので、それなりに知っていることもありました。
ただ、文章自体も話題もとてもおもしろく、ずっと興味を継続したまま読んでいられましたたねー。
すごく良かったなです。

本書の内容としては、『健康情報』がほとんどではありますが、「こんなに人体とか生物に興味を持つのであれば、高校の時に生物履修しとけば良かったな…」とちょっと思ってしまいました。
でも、こういう本を読んでもっといろいろ知ることができるんだったら、まーそれでもいいかな、と思ってしまいます。
内容に興味が持てるように、いろんな些細なことをきっかけにして解説してくれるのがおもしろいなと思いました。
最初は「アルコールを飲むとトイレに行きたくなるわけ」のような話から始まり、「キリンは息苦しい」とか「しゃっくりの止め方」とか、そういった日常的っぽい話題もありつつ進みます。
あとは、「メタボ検診をすり抜ける裏技」なんて言うのもありましたねー。
お医者さんと言えば聴診器で心音を聞いているイメージが確かに強いですが、「実は心音を聞いてもあまり何もわからない」などの裏話的なことも書かれていました。
そういう内容も、すごくおもしろかったです。
『虫垂炎』、いわゆる『盲腸』を、私自身高校三年生の時に除去をしてしまっています。
『虫垂』はなぜあるのか、どういう役に立っているのか、なども描かれていました。
そもそもの話である、『虫垂』と『盲腸』の違い、などもようやくわかりました。
以前読んだ『薬屋のひとりごと 15』の内容がようやく腑に落ちました(笑)。

薬屋のひとりごと 15
日向夏さんの『薬屋のひとりごと 15』を読みました。先日の『薬屋のひとりごと 14』の続刊です。ついに、現時点での最終巻まで来てしまいました…。とっても楽しいひとときだったので、終わるのがとても残念でした。この15巻が2024年3月、14巻…

ただ、ごく最近、「虫垂にも役割がある」という記事を読んだので、やっぱり医学は日進月歩ですし、人体は完全に解明されているわけじゃないんだなぁ、としみじみしました。

人間にはなぜ「虫垂」があるのか? 科学者がついに役割を解明(Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース
虫垂という器官は、医学史ではおおむね、進化の過程で残された遺物といった程度の扱いだった。最悪のタイミングで炎症を起こしがちな、指のように細長く小さな袋状の臓器にすぎない、と。かのチャールズ・ダー

後半では、医師でもあり漫画家でもある手塚治虫さんの話も出てきました。
本当に終始飽きさせない構成で、とてもおもしろく興味深く読むことができました。
小並感な感想で申し訳ないんですが、いろんなことを知っていてすごいなぁ、と。
今回のような本や、私の大好きな『人はどう死ぬのか』のような本もいいですし、先日まで読んでいた小説も本当におもしろいです。

人はどう死ぬのか
久坂部羊さんの『人はどう死ぬのか』を読みました。久坂部さんの本は初めてです。タイトルはなんかちょっと怖い感じで、以前読んだ上野先生の本みたいな感じなのかなと思ったんですが、ちょっと違いました。フォーカスされていたのは『死んだ時の状態』『死ん…

久坂部先生の本はまだまだあるようなので、また機会を見て読み進めたいと思います。

Kindle Unlimited で読みました。

[AD]カラダはすごい! モーツァルトとレクター博士の医学講座
[AD]Kindle Unlimited
さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

さちこをフォローする
シェアする
さちこをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました