東京・有楽町マリオンにある『プラネタリア TOKYO』でやっている『イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ』に行ってきました。
こういうイベントは、3月に行った『ゴッホ・アライブ 東京展』以来です。
ネットで開催を知り、それがちょうど10/1からだということがわかり、息子・娘と3人で行ってきました。
10/1はちょうど都民の日で、小学校がお休みだったんです。
…まぁ、15:30からの回だったので、学校終わってからでもいけたかもしれませんが。
『有楽町マリオン』なんて、それこそ20年ぶりくらいに行ったので、雰囲気に若干気後れしました…。
直通のエレベーターで9階まで行き、開催の『DOME 1』の前まで入ってしまいます。
チケットは入口右脇で売っていますが、今回はあらかじめネットで購入済みでした。
早めに着いたので、先にショップを見ていました。
…が、思ったよりもグッズは少なかったです。
オリジナルは600円の丸いマグネットだけ。
あとは、ゴッホの『絵画アイシャドウ』も販売していました。
カフェのメニューにも『星月夜』イメージのモクテル(ノンアルカクテル)と、『ひまわり』イメージのドーナツが売っていましたが…、お昼食べたあとなのでやめておきました。
ネットでチケットを購入した人は、入口でパンフレットとリストバンドをもらいます。
リストバンドにはゴッホの絵が並んでいます。
「再入場の際はそれを見せてください」とのことでした。
…再入場って? と思いましたが、DOME 1は飲食物持ち込み可とのこと。
一度入ったあとカフェで何かを購入して再入場、ということができます。
私が行った回は15:30~17:30だったんですが、その時間内であれば出入りが自由だとのことです。
プラネタリウムというと、小学校とかでみんなで行った固定の椅子がズラッと並べられているイメージだったので、今回のように『インフィニティチェア』のようなものがゆったりと並べられているのにはちょっと驚きました。
もちろん、迷惑になるので動かしませんけど。
プラネタリウムにしては明るめのドーム内で、ゴッホのムービーが上映されます。
はじめに説明がありますが、時間内で同じムービーが3回上映されます。
おそらく、地面以外は360度すべてスクリーンなので、見られた部分・見られなかった部分ができてしまうでしょうから、そういった構成になったのかな、と思いました。
といっても、ちょっと視線を動かせばだいたい見えますし、場合によっては同じ柄が何度も現れたりしますので、1周でも十分全体像を掴むことができます。
ゴッホの初期の頃に書かれた素描、初期の油彩などが上半球のスクリーンいっぱいに表示されます。
それから、ひまわりの絵がズラーッと並べられ、一番高い場所からひまわりの花がゆっくり落ちてきます。
そこから次々と、アーモンドの花の絵、人物画、自画像などが、音楽とともに表示されました。
あの『星月夜』も360度でぐるっと表示されました。
途中でゴッホのオレンジ色の屋根の建物がある『麦畑』の絵を3D に起こしたような映像に切り替わり、絵の中を疾走しているような演出になります。
正直ちょっと酔いましたが…私、車酔いしやすいので…。
でも、本当にその場に行ったかのような感覚になりました。
一瞬の静寂、そして銃声が流れて、ムービーは終わりに向かいます。
映像作品なので、音楽の他はナレーションなどはナシです。
以前見た『ゴッホ・アライブ』に似た趣向だなと思いました。
本物の絵ではありませんが、やっぱり画面いっぱいに表示されたゴッホの絵は見ごたえがあります。
ムービーの最中でも写真は自由に撮影 OK のようで、私も何枚か取りました。
息子と娘も十分見たとのことで、1周でドーム内から出ました。
外にもちょっとした撮影ブースがあり、設置してあるカメラに向かって取った写真を『ゴッホ風』にして表示してくれる場所なんかもありました。
あとは、ゴッホの生涯のちょっとした解説なども。
料金は1人2,500円、子供料金などはなくて一律です。
まー、1周で帰っちゃうともったいないかなー…とは思いました(笑)。
でもまぁ、十分楽しめたと思います。
場所柄なのかもしれませんが、カップルが多かったですね…。
あとは、女性のペアの客。
親子で来ていたのは私たちくらいでした。
子供はちょっと浮いていましたが…まぁ、別に白い目で見られたわけではないのでいいかな。
プラネタリウムでこういう映像作品を見るというのが初めてだったので、なるほどこれはスクリーンなのか…と目からウロコが出た思いでした。
地学とか天文学とか星座とか、正直あまり得意分野じゃなかったので、プラネタリウムってあんまり行かない場所だったんですが…。
他にも、クラシックの演奏とコラボしているような物もあったので、また機会があったら訪れてみたいですねー。
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