和田秀樹先生の『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』を読みました。
和田先生の本は『医者という病』以来です。
私自身、できるだけいつも明るくいようと心がけています。
小学校・中学校と、通知表の生活欄には必ず「いつもニコニコしていて元気で」的なことが書いてあったので、それが自分のアイデンティティだと思っているところはあります。…「ヘラヘラしやがってこのやろう」の裏返しでないと信じたい。
あとはまぁ、明るい人・元気な人の方が好循環で幸運も掴みやすそうですし、人に好かれやすいかな、と。好かれても嫌われても別にどちらでもいいかもしれませんが、だったら好かれたほうがいいし、好かれている方がいろいろなチャンスも巡って来やすいと思いまして。
本書では、明るい性格のほうが人生がうまくいく、ということをまず掲げています。
そうなるための「不安」にならない仕組み、うまくいっている人の考え方のコツ、ポジティブな感情を引き出す方法の解説、そして、人生がうまくいくために重要な『意欲』について解説されています。
その中に、『笑顔の効果』というのがあるんですが、いやー、いいことしかないですね(笑)。まぁ、気持ちに余裕がなければ笑顔なんてできませんからね…。
私、写真を撮る時に笑えないのが結構コンプレックスで。なんかいつも引きつってるんですよね。前述の通り、通知表のには「笑顔」ってよく書かれていたので、小中ではよく笑えてたんだと思いますが。特に大学の4年間はなんだかずーっと暗かったような気がします。今思えばもったいなかったですね…もっと青春を謳歌すればよかったな、と思いますが、まぁ今更って感じです。
樺沢先生がよく「鏡の前に立ったら笑顔トレーニング」と仰っているのを聞いて、なるほどなーと思いました。笑顔もトレーニングしなきゃな、って感じですよね。
あとは、自分を不快な状況になるべく置かないようにと心がけています。コンフォートゾーンから出ない、という意味ではなく、嫌な言葉は受け流す、変に執着しない、嫌な人とは一緒にいないようにする、など。以前読んだ『人がガンになるたった2つの条件』でも、慢性的なストレスでも低酸素低体温になりそれがガンにつながるとありました。
慢性的なストレスは良くないです。それが、自分のちょっとした心がけとか口癖、考え方で軽減できるなら、やらない手はないです。
あとは、『実験』という言葉。私も最近好きな言葉なんですが、何でも実験と捉えれば失敗しても比較的ダメージが少ないんですよね。それこそ心の持ちようだと思うんですが、なかなかいい考え方だなと思っています。
昨日の『誤解だらけの子育て』では、誤解の一つに『母親は常に機嫌よく入るべき』があって、『無理に機嫌良くいるよりも、健康で安定した気分でいることが大事』とありました。
健康で安定していられれば、自然と機嫌も良くなります。朝散歩も、気持ちいいし機嫌も良くなるから続けられています。女性は障害を通して感情の起伏が大きいみたいなので、それを踏まえて安定させられるようにしていきたいですね。
樺沢先生の『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』にも通じるものがあるなと思いました。
お二人とも精神科医。たくさんの患者さんを診てきたことで出た結論は、やはり似てくるものなんでしょうか。であれば、試さない手はないです。
Kindle Unlimited で読みました。
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