すみだ北斎美術館に行ってきました…が

行ってよかった

というわけで、私の即席美術館漬けがまだ続いているので、
すみだ北斎美術館に行ってきました。

たゆたえども沈まず
原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読みました。いやー、泣きました。 『星月夜』や『ひまわり』などで有名な【 フィンセント・ファン・ゴッホ 】と彼の弟で美術商の【 テオドルス・ファン・ゴッホ 】、日本人の美術商で日本の浮世絵などをパリに広
モネのあしあと
原田マハさんの『モネのあしあと』を読みました。 原田マハさんの小説は、『さいはての彼女』『楽園のカンヴァス』に続いて3作品目でした。特に『楽園のカンヴァス』は本当に本当におもしろくて。さすがに、絵画ミステリーといえば、の『ダ・ヴィンチ・コー
8Kだから見えてくる ルーブル美術館
東京・初台のオペラシティで開催されている 『8Kだから見えてくる ルーブル美術館 空間を超えた映像アート体験』 に行ってきました。うちから初台遠いし、私が行くって言ったら子供2人も行くって言うし、正直めんどくさいなぁ…と思い始めていたんです

家からそう遠くない場所にこんなところがあったなんて知りませんでした。
(といっても、ルーブルのときの初台・オペラシティよりは近い、という程度ですが)
息子を誘ったら
「一緒に行きたい」
と言われたので、2人で行ってきました。

息子も最近は美術漬けで、
先日買った図鑑や図書館で借りた本などを読んでいるようです。
美術館への道中、
ゴッホの『星月夜』のスマホケースを持っている人がいたみたいで、
「あの人も北斎美術館行くのかな? 『星月夜』だし」
と言っていました。
ゴッホが、北斎をはじめとする浮世絵に影響を受けていたことを、
どうやら知っていたみたいです。
ちょっと嬉しかったなぁ。
…星月夜のスマホケースの人は、美術館には行きませんでしたが。

美術館の外観はなんだか近未来? って感じの建物で、
中の気温が高くなりそうだな…という感想です。
1階はチケットカウンターと売店になっていて、
エレベータで3階まで上がって、企画展を拝見。
『隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画』というものでした。
その中に、林忠正の目録がありました!
先日読んだばかりの
原田マハさんの『たゆたえども沈まず』、
その中の登場人物である【 林忠正 】のものです。
なんだか知っている人に会えたみたいで嬉しかったです。
本当に実在しているんだなぁと。

もう一つの企画展は『北斎かける百人一首』。
これがあったから息子を誘ったんです。
息子の小学校では、全校的に百人一首に力を入れているみたいで、
息子も暗記したりしています。
そういうきっかけがあったほうが面白いかな、と思って。
結果的には、なんだかちょっと難しかったみたいでした。
ただ、
「あ、この歌知ってる」
「こっちも知ってる」
なんて言いながら見ていたので、それなりに楽しかったようです。
…ただ、毎度ながら声がでかいんだよなぁ。
音量の調節があまりきかないのは、
発達グレー児あるあるですかね。

で、1階。
売店で北斎柄の箱に入った即席ラーメンを買ったり
(息子は無類のラーメン好きです)
息子も自腹で富嶽三十六景の解説本なんかを買っていました。

そして帰宅。
帰りは近辺でラーメンを食べてたんですが、

「あれ、北斎美術館なのに、富嶽三十六景とかないの?」

となりまして。
おかしいな、そんなもんなのかな、と。
で、すみだ北斎美術館のサイトを見たら…

4階にもう1つフロアがあって、
そっちが常設展だーーーー!

というわけです。
やっちまったです。はぁ。
私にはそういうところがあります。本当に。

企画展の前って、係の人がいるじゃないですか。
チケット拝見、って感じで。
なので、ちょっと人だかりになっていて、
そっちに吸い寄せられちゃったんですよね。
で、そこを出たあとは後ろを確認しなかった、と。
はぁ。

まぁ、息子も「また行こう」と言ってくれたので、
また今度常設展をちゃんと見に行こうと思います。
はぁ。

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