『金田一パパ』に思うこと

思ったこと

昨年の暮れ、ネットニュースに『金田一一37歳、美雪と結婚していた! 子供も授かる 『金田一パパの事件簿』来年1月配信スタート』という記事が載りました。
本当にびっくりしました!
私は夫から教えてもらったんですが、いやー…嬉しかったです!
単行本読者なので、17巻時点の情報しか知らず…。
急いで『コミック DAYS』のサイトに行って、最新話だけ見てきました。
前後の脈略はよくわかりませんでしたけど、とりあえず金田一くんが『主任』から『係長』に昇進したこと、なぜ「謎は解きたくない」と言っていたか、美雪が妊娠したこと、会社をやめて『主夫』になり、ゆくゆくは探偵になろうと思っていること等々…。
いつもとは違う意味で、なかなか情報量の多い回でした。
ちょっと反省して、これからは『コミック DAYS』もちゃんとチェックしようと心に決めました。

私が『金田一少年の事件簿』のファンになったには、単行本が7巻(『悲恋湖伝説殺人事件』)まで出ているあたりで、中学2年生でした。
1つ後輩の女の子が1巻から7巻までまるまる貸してくれて、そこからどっぷりハマった感じです。
当時は『学園七不思議殺人事件』が本当に怖くて、電気をつけて寝た記憶があります。

そこから30年。
美雪との仲がほとんど進展しないことにヤキモキしつつ、なんかしらんけど歳だけ食って37歳になんかなってしまって。
『37歳』本編でも金田一くんが美雪との仲をはぐらかすもんだから、いろいろ悪い想像もしましたねー。

  • 二人はただの幼馴染の関係(美雪は別の誰かと結婚している可能性もあり)
  • 『結婚』という枠組みにとらわれないステディな関係(2時間ドラマ『赤い霊柩車シリーズ』の二人のような)
  • 本当は結婚してて子どももいるけど、金田一くんがいろいろやらかしたせいで離婚されている、離婚されそうだから別居

とかね…。
まー、草太くんが「七瀬さんが…」と話していることから、『村上美雪』にはなっていないんだな、と安心。
だって、2人は短編『フィルムの中のアリバイ』でデート未遂の過去があり、どうにもモヤモヤしていたもので。

でも今回、金田一くんと美雪の現在の状態、金田一くんの『トラウマ』などを知り、改めて『37歳』を最初から読み直しました(この間フルで読んだばっかりだったけど)。

小説 金田一少年の事件簿 (1) オペラ座館・新たなる殺人
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ネットでは「こじつけっぽい」とか書かれていましたが、いやいやそんなことはなく、ちゃんと最初からそういう設定で作られていたんだな、と思いました。
よかった、本当によかった。
別に結婚しなきゃ幸せじゃない、というわけじゃないですけど、二人にはずっと幸せになってほしいと思っていたので、実現していて本当によかったです。
ただなー、結婚式のシーンとか見たかったなー…。
『黒死蝶殺人事件』の深山 & 揚羽 のような感じで描いてほしかったなー…。
まー、結婚式してないパターンも有り得そうですし、『パパ』の最初の方で回想シーンっていう可能性もあるかなー。

金田一くんと美雪が無事結婚していたということがわかったところで、他の人はどうなのかな…という疑問が出てきます。
明かされているのは、真壁先輩が無事(?)鷹島さんと結婚していたことくらいでしょうか?
草太くんは既婚であることはわかっていますが、相手はわかりません。
佐木くんは独身…?
佐木くんは、『誰が女神を殺したか?』の神津さやかちゃんと結婚してたら嬉しかったんですけどねー。
草太くんは…わからん、普通の人なので(笑)。
意表を突いて、ミス研で一緒だった美浦エミリあたりでしょうか…違うか。

さて、1月から『パパ』編が始まるとのことですが…。
年齢はどうなっているんでしょうかね!?
今回は突然37歳になっていましたが、『37歳』の連載からすでに7年くらい経っているわけですから、帳尻合わせて44歳くらいになっていて、子どももある程度大きくなっていて…ようやく探偵としても活躍できるぞ! …的な感じだったりして。
サラリーマンから探偵への脱サラだと、宮部みゆきさんの『杉村三郎シリーズ』を思い出します。

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彼にもできたんだから、金田一くんは大丈夫ですね、きっと!
『キャリア』や『コネ』はすでに十分、という感じですしね。

現時点で『パパ』がいつから連載されるかはわかりませんが、本当に、本当に楽しみです。
37歳ではずっと本調子じゃない感じだった金田一くん、いろんなしがらみがなくなったことで水を得た魚のように生き生きとしてほしいです!

さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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