和田秀樹先生の『「寝る前の30分」が自分を変える!』を読みました。
和田先生の本は『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』以来です。
夜の時間をダラダラ過ごさずに、早く寝る。
そうすれば早く起きられるから、人生が好循環に入る、という内容の本です。
「夜の時間に○○をしましょう」のような押しつけがましさは一切なく、ひたすら「早く寝よう、早く寝よう」という感じ。
まぁ、早寝早起きが健康やメンタルに良いと言うのは、昔から言われてきましたし、ここ最近でもかなり広まってきているので、「まぁ、そうだよね」という気持ちではあります。
でも、私にとって金言となった言葉がありました。
『夜は一日の最後にプレゼントされた「おまけ」の時間』という言葉です。
この『おまけ』という言葉が、私にとってものすごくしっくりきたんですね。
なんというか、『おまけ』だったら「あったのか、ラッキー」という感じに受け取れるし、なくても「まぁそういうこともある」と納得できる気がします。
『おまけ』と考えればそんなに惜しくもないし、早く寝て次の日の朝から元気で働けることのほうがよっぽどいいなって、そういう気にさせてもらえます。
本当にいい言葉をいただけたな、と思いました。
あとは、「早く寝れば体調も良くなるし、そうすれば気持ちも明るくなるし、明るい人になって好循環に入りやすい」と最後の方に書いてありました。
これは前回の『なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学』とも共通しますね。
私は(ほぼ)毎日5時過ぎには起きているので、これ以上早く起きるのはちょっとな…という気持ちはあります。
でも、朝の時間を充実させて、夜の時間はおまけという捉え方がすごくしっくりきたので、このまま続けていきたいなと思いました。
この本は2011年に発売されたものを Kindle 化しているそうです。
「スマホに関する記述が全然ないなー」と思ったんですよ…。
わずか10数年前なんですけどね…。
今からこの本の改訂版が出るとしたら、1章分丸ごと使って『寝る前のスマホの害』の項目が入ってきそうな感じがしますね。
「強い光はメラトニンを抑える」とか「寝る前に興奮すると寝られなくなる」とか「SNS 依存でドーパミンが出る」とか。
『夜は一日の最後にプレゼントされた「おまけ」の時間』、この言葉は私の中でずっと残っていく言葉だと思いました。
いやー、この言葉を教えていただけてとても嬉しいです。
この言葉を知ることができただけでも読んだ甲斐があると思いました。
ありがとうございました。
Kindle Unlimited で読みました。
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