Web 会議中を家族に知らせる方法

スマートホーム

現在、夫は週に2回の出社以外は在宅です。
在宅中にちょっと困るのが、

寝室でドアを締めて仕事をしている夫に、
今話しかけていいのか

ということです。
以前は、余っていたスマートプラグに小さな電球を挿して
IFTTT と Google カレンダーを連携させて光でお知らせしていたんですが、

  • コンセントの口が足首の高さにあるので、スマートプラグを蹴り飛ばしてしまう
  • IFTTT だと15分単位じゃないとイベントが設定できない

という悩みがありました。
さすがに3回ほどスマートプラグを蹴り飛ばしてひしゃげたあとに
違う方法にしようと思っていろいろ考えた結果、

  • スマート電球
  • 余っている Android タブレットやスマホ
  • Alexa アプリ
  • MacroDroid アプリ
  • Buttons for Alexa アプリ

これらの連携で Web 会議を知らせる方法に落ち着きました。

この中であまり有名でないのは

Buttons for Alexa アプリ

でしょうか。

スマホのホーム画面とかにウィジェットを作ってくれるんですが、
そのボタンを押すと
自分の録音しておいた声が Alexa に流れて(聞こえはしない)
Alexa が定型アクションなどを実行してくれるというアプリです。

私的にはものすごく便利で多用しているんですが、
Google Play ストアのスコアは意外と低めなんですよね…。
声すら出したくないときとか便利なのに。
スマートスピーカーなのになんか本末転倒なきもしますが。

で、そのウィジェットと MacroDroid を組み合わせると
いろいろできてしまうのです。
やり方としては、

  1. スマート電球のセットアップを完了させる
  2. 余っているタブレットに Alexa アプリ、MacroDroid アプリ、
    Buttons for Alexa アプリをインストールする
  3. Alexa アプリで、
     条件は「会議開始」というフレーズ
     スマート電球の明かりをつける
    という定型アクションを作る
  4. Buttons for Alexa アプリで「会議開始」を録音し、
    『会議開始』という文字タイトルでホーム画面にウィジェットを設置する
  5. Google カレンダーと MacroDroid を連携させる
  6. マクロドロイドで Google カレンダーのイベント開始をトリガーにして
    会議開始というボタンを押すように設定する

会議終了に関しても同じような流れです。
ちなみに MacroDroid ではトリガーをイベント開始5分前に設定することもできるので、
それをやっておけばちょっと早めに電気を光らせることができます。
5分は OK だったんですが、1~4分は定時にならないと動きませんでした。

あと、平日の毎朝8時30分に【 テスト点灯 】として
イベントをGoogleカレンダーに設定してあるので、
そこで光らなかった場合はタブレットの再起動をしたり、
MacroDroid のチェックをしたりなどをして
本番でちゃんと光るように設定しています。
毎日の夕方に公園で流れる『夕焼けこやけミュージック』みたいなものです。
…あれって子どもたちに帰宅を促すだけでなく、
公園のスピーカーが正常に動いているかのチェックでもあるんですよね。
以前テレビで見ました。

MacroDroid はありがたいことにかなりの頻度でアップデートされているんですが、
アップデート後にはうまく動かなくなっていることがあるんです。
大体は再起動すると直るので、
毎日20:30に自動で再起動するようにも設定してあります。
別に root 化しなくても、MacroDroid の座標タップとかで泥臭く設定してあげれば
ちゃんと自動で再起動できます。
テスト点灯でうまく動かなかったときはその場で手動で再起動。

光らせているスマート電球は、
SwitchBot のものと TP-Link のものです。
家にたまたまあったものを使っています。
扱うアプリが違うものでも一緒に光らせることができるのが
Alexa アプリの便利なところです。

私は Amazon の Fire 端末が大好きなんですが、
今回の用途には Fire 端末は使えません。
ホーム画面にウィジェットを設定する必要があるためです。
他のランチャーアプリを入れたりすれば行けるのかもしれませんが。

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