TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術

読んだ本

ジョン・フィッチさん、 マックス・フレンゼルさんの『TIME OFF 働き方に“生産性”と“創造性”を取り戻す戦略的休息術』を読みました。
お二方の本は初めてです。

「休んだほうがいいよ」「休めば創造的になるし、人生も豊かになるし、よりたくさんの仕事をこなせるよ」ということを、手を変え品を変え伝えてくる本です。
…そうだよねー、わかるんですよ、私もそうだから。
私がフリーランスになって10年以上経ちました。
会社員のときは、週3回終電、2回タクシー、休日出勤1日とかだったので、今から考えるとすこぶる体調が悪かったですね…。
その時は「それが普通」と思い込んでがんばっていましたが、働かない頭であんだけの量の仕事をやっていたと思うと、恐ろしいです。
結婚して一旦退職して、1ヶ月くらい何もしないでプラプラしていたんですが、「暇すぎる」ってことでフリーランスで前職から仕事をもらうことにしました。
通勤電車はないし、着替えなくても良いし(ここは賛否両論あると思いますが)、仕事がないときはゴロゴロしててもいいなんて、本当に最高だ! と思いました(笑)。
そこから妊娠して出産して、また寝られぬ日々が帰ってきたんですが、そのうち子どもも『赤ちゃん』じゃなくなって、ちゃんと寝られるようになって、体調が本当に良くなりましたもんね…。
今じゃ毎日5時に起きて散歩に行くような体になりました。

まー、注意力が散漫なのは生来の気質だったり歳のせいだったりかもしれないですが、そのへんはできるだけ仕組みで解決することにして、規則正しい生活とメリハリを付けた仕事をするようになって、 QOL がかなり上がったような気がします。
なので、この本に書かれていることは本当だと思いますね。

でも…日本の普通の会社員で、この本に書かれていることを実現できる人は、悲しいかななかなかいないような気がしますね…。
導入部分で作者も書いていました。
この本の作者さんはどうやら日本に住んでいるらしく、他の外国の方に比べると日本の状況もよくわかってくれているようです。
だからこそ、彼が提唱するような生活を、できれば日本で実現させたいなと思いますけどねー…。

私の夫は、典型的な『日本人の働き方』をしていると思います。
昔に比べたらだいぶマシになってきましたし、出勤する日も20時前後には家にいるので(普段は在宅です)、「すごくいい会社になったなー」と思います。
(私も同じ会社に努めていました)
以前は「このままこんな働き方を続けていたら、そのうち死ぬんじゃ…」と、普通に思うような生活だったのでね…。
まー、「だいぶマシになった」と言っても、それでも絶対に寝不足だと思いますけどね。
その上、「疲れているから」といって気軽にポチポチできるスマホのアプリだもんなー。

とはいえ、スマホが悪いから全部排除! なんてできるわけもないので、テクノロジーを活かしてできるだけ自分らしく生きられるようにしていきたいと思います。

ちょっと脱線したし、『睡眠』ばかりにフォーカスしてしまいましたが、その他にも効果的な『休息』についてたくさん書かれていました。
どれも「そうだよな」と納得しつつも「難しい」と唸ってしまうことばかりで、ちょっと悲しくなってしまいますが、できるだけ「やる」方向に寄せていければいいなと思います。

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さちこ

40代2児の母。2011年からフリーランスやってます。東京の東の方在住。
第一子が発達グレー男児で、彼が将来彼の妹に迷惑かけずに生きていけるよう、日々奮闘中です。

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