日向夏さんの『薬屋のひとりごと 1』を読みました。
日向さんの小説は初めてです。
ついに、ついに買ってしまった~! しかも、既刊15巻分すべて! 読むぞー。
…ところで、『日向夏』さんは、Amazon の『薬屋のひとりごと 1』のページで『日向 夏』という記載だったので、日向さんっていう名字ってことでいいんですかね? それとも『日向夏』で丸っとお名前ですかね? Wikipedia でも『日向 夏』という記載があったので、日向さんってことで理解しておきます。
あと、『薬屋のひとりごと 1』としていますが、Amazon では第1巻には数字がありませんでした。まー、便宜上ということで。
3月でアニメが終わってしまって、『ロス』がかなりひどいです。
絵がすごく綺麗だったし、声もキャラクターに合っていて本当によかった。一応2期も決まっていますが、『本好きの下剋上』みたいにすべてアニメ化されるまでどのくらいの期間がかかるか想像がつきません。だって、アニメ化されたところって小説の2巻までですもんね…。
というわけで、小説第1巻。猫猫が後宮に連れてこられてから、いったん解雇されて壬氏さまに『見受け』されるところまでです。こんな長い内容が1冊に入っているなんて、とってもお得ですね(笑)。
シリーズ第1巻ということで、今後レギュラーになる人達が続々と出てきています。この部分はアニメ化も漫画化もされているので、イメージもしやすいです。
こういう小説全般、仕方ないことなんですが、まー漢字をちゃんと読んでくれない。
私は、本は基本的に Kindle で購入して、Android の TalkBack で『耳読』しています。読み間違いも『多発』というほどではなく、本文に戻って目視すれば意味もわかかるので、そういう意味でも Audible ではなく Kindle を耳読するほうが好きなんですが、こういう『特殊名』系はほぼ読んでくれないですね。仕方ないですけど。『猫猫』は「ねこねこ」だし、『壬氏』は「じんし」ですけど『高順』は「こうじゅん」だし、『里樹』は「さとき」です。
私は『本好きの下剋上』が大好きで、それも全部耳読で読みました。『本好きの下剋上』は主人公の元の姿『本須麗乃(もとす・うらの)』を「もとす・れいの」と読みますが、他はほぼカタカナの名前なので、そういう意味では読み間違いはないんですよねー。安心して聞いていられました。
ただ、まぁ、そのうちだんだん慣れてきて、自分の中でちゃんと対応表ができてきてわかってくるので、違和感も徐々になくなってくるのはおもしろいですね。
この巻でのハイライトは、壬氏さまの『身請け』のあたりですかね。本当に、最後の最後の部分。1巻の時点で、もうそんなに落ち込むほど好きなの!? って感じなのがいいです(笑)。
15巻全部買ったので、まだまだ楽しめるのが嬉しい。わーい。
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