中島美鈴さんの『脱ダラダラ習慣! 1日3分やめるノート』を読み終えました。
この本のキモは
- 今日の出来事をノートに書き、
その中から『やめたい習慣』に関係のありそうなものに丸をつける - その『やめたい習慣』を、現状どれだけやっているかを書き込む(時間、量など)
- 自分を観察し、何が満たされないから『やめたい習慣』に逃げるのかを書く
- 『やめたい習慣』をやらないようにする代わりの代替行動を考え、
うまくいったら丸をつける
をノートに1日3分書くというものです。
そのキモを丁寧に説明したあと、
ケーススタディとして5つの事例が紹介されます。
- オンラインゲームがやめられない男性
- SNSがやめられない女性
- 海外連続ドラマがやめられない女性
- お酒がやめられない男性
- やけ食いがやめられない女性。
それぞれ、『やめたい習慣』としてはよくありそうな題材で、
そのケーススタディを通して代表的な
『何が満たされていないか』、『有用な代替行動』が紹介されています。
そのケーススタディもなかなか面白い。
なるほど、そういう満たされない感情があるから
こういう行動に走ってしまうのかー、と
納得してしまいます。
この5人の人達、それぞれハマるものもバックグラウンドも違うんですが、
(お酒の男性とやけ食いの女性はご夫婦ですが)
共通しているのは
『素直である』
ということだと思いました。
私の好きな精神科医の樺沢先生もよく仰っていますが、
「○○が(健康に・メンタルに・病気に)良いからやったら?」
と言っても次の診察までにやる人はほとんど皆無。
何度も何度も言って、数ヶ月して始めていればいい方だ、と。
すぐにやる人は、すぐにぐんぐん良くなっていく、と。
確かに、人間は現状維持が大好きですからね。
このノートのように1日わずか数分だったとしても
新しい習慣を続けるのは難しいです。
でも、だからこそ、ぐんぐん良くなっていくんでしょうね。
知っているのとそれをやれるということは違う、と。
先日読んだ『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』にも
書かれていました。
私は今のところ特にやめたい習慣はないんですが…。
「じゃぁ、なんで読んだの?」と言われると、
うちの息子と娘がずっと動画を見ているからですかね…。
まぁケーススタディの『SNS』と『海外ドラマ』の
ハイブリッドみたいな感じですかね。
「やめたい」と言われたときに手伝えるといいなぁと思いました。
まぁ、1日は24時間しかないので、
なにかやりたいことができたら
既存の無駄を省いてそこに入れていくしかないんですよね。
3分ノートだったら、日記としてやりやすいと思いました。
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