中山七里さんの『能面検事の死闘』を読みました。
先日の『能面検事の奮迅』の続刊です。
今回もまた『能面検事』シリーズ、しかもこれは文庫が今年の6月にでたばかりの新しいものでした。
Kindle Unlimited での大盤振る舞いです。
ありがたや。
中山さんの小説でいうと、この間読んだ御子柴弁護士シリーズの『殺戮の狂詩曲』に近い感じの『無差別殺人』が題材でした。
『殺戮の狂詩曲』のときは、実は裏で彼を洗脳した人がいて…という話でしたけど、今回はそうではなく。
まぁ、ある意味洗脳はされていた…けど、どちらかというと『法廷占拠 爆弾2』のような展開でした。
…にしても不破さん…。
また、今回も負傷ですね…。
もう体ボロボロなんじゃないの…?
生きてて本当によかったと思いますよ…。
しかし、犯人は爆弾の威力を「最低限にした」とは言っていましたが、結局かなり甚大な被害を出したわけです。
良くもまぁ、「どの口が言うんだか」という感じでした。
確かに、7人もの人間を無差別に殺害した犯人、憎くて当然だと思います。
だからといって、こういうことをしていいわけじゃないですよ…。
まぁ、そう言われるのが分かってるからこそ、こっそりとやったんだとは思うんですけどね。
それにしても、他にも多大な犠牲を出してしまっているわけですし、本当になんとかならなかったかなと思ってしまいます。
被害者たちが本当にかわいそうです。
にしても、今回の笹清や『ロストロサンチマン』についてですけど。
私もちょうどその『就職超氷河期世代』だと思います。
1980年の早生まれ、2002年大学卒業です。
自分自身、思う通りの就職活動はできなかったかも、という気持ちも…なくはないです。
確かに引く手あまただったバブルの頃と比較すると、多分大変だったんだと思います。
(『好景気』を経験していないのでわからないです)
でもね、だからと言って色々やり過ぎだし、吐き出しすぎです。
「一体何なんだよ」という気持ちはかなりあります。
そうやって『年代ごと』に括られるのは、本当に迷惑な話ですね。
少なくとも、自分の周りで「働けなくて大変だった」みたいな話は聞かないです。
まぁ、私に友人が少ないから、聞こえてこないだけかもしれないですけど。
でも、私には聞こえてこないし夫もそう言っているので、その年代の人『すべて』がそういう屈折した思いを抱えている、という解釈はしないでほしいなと思ってしまいます。
もちろん、作者の中山さんはしていないと思いますけど。
どんなひどいシチュエーションで育ったとしても、犯罪者にならない人だってたくさんいるんですからね…。
いろいろ運の要素も多分にあると思うので、努力だけでなんとかできるとは思っていませんが、他責思考すぎるなと虫唾が走りました。
あーー、気をつけないとですね、こうならないようにしようと思いました。
Kindle Unlimited で読みました。
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