大沢在昌さんの『灰夜 新宿鮫7』を読みました。
今回も Audible です。
氷舞 新宿鮫6
大沢在昌さんの『氷舞 新宿鮫6』を読みました。Audible です。 前回同様、ラストスパート。ガンガン読んでいます。 今回は舞台観劇からスタート。鮫島さんにそんな趣味があるとは…と思ったんですが、どうやら鑑識の藪さんの紹介だったようです。...
今回は開幕からいきなりクライマックスって感じでしたね…。
なんせ、目が覚めたら檻に閉じ込められている、ですから…。
どうしてこうなった!? って感じで、少しずつ状況を思い出します。
鮫島さんが今のように『警察の鼻つまみモノ』になってしまった原因である
元同期の宮本さんの七回忌に行き、
彼の幼馴染の会社経営の男性・古山と酒を飲み、
ホテルで休んでいるところを襲撃・拉致されました。
すごい展開だな…。
結局、宮本の遺書の内容も分からなかったし、
最後はなんだか全部ぼーーーーんって終わっちゃったし、
「えーーーー!?」と思ってしまいましたが、
かなりスピーディな展開でハラハラが止まりませんでした。
そもそも晶も桃井も新宿もほとんど登場しない作品だったので、
ちょっと外伝的な感じなんですかね。
作品内の経過時間は3日間くらい、
その中にこれでもかってくらいイベントが詰め込まれていました。
今回は完全に巻き込まれ事故というか、
鮫島さんが七回忌に行かなければ起きなかった物語だというか。
そうすれば、古山さん・妹の栞さん・愛人のマリーさんなんかは
今も平和に暮らしていたのかな…と考えるとちょっと切なくなります。
あー、でも、そもそも麻取の人が動いてたから、いずれにしてもって感じかなぁ。
規模の大小に限らず、犯罪は怖いですね…。
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